作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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| | Mobile Diagnostics and Erasure | N/A |
説明
サーバーとクライアントの同期設定により、同期サーバー (サーバーとして動作する別のBMDEマシン) から実働BMDEマシン (クライアント) の制御が可能になります。
これにより管理者はBMDEバージョンの展開と管理、ワークフロー、ユーザー、iOSファームウェア、印刷設定やその他設定を制御できます。管理者や現場監督は施設内にあるすべてのBMDEステーション (クライアントマシン) を1つのステーション (同期サーバー) で集中管理、保守できます。
手順の説明
接続が切断されないよう、同期サーバーは固定IPとしてください。 |
同期サーバーの設定
- BMDEログイン画面のシステム設定を開きます。
- 同期サービスを選択します。
- 「同期サービスを使用する」で「サーバー」を選択します。

- ファームウェアダウンロード設定を選択します。
- クライアントと共有するVersion XMLに「Blancco検証済み」が選択されていることを確認します。

- BMDEバージョン共有を選択します。
- 共有するBMDEバージョンに「Latest」を選択します。

デフォルトでは、クライアントマシンには同期サーバーのBMDEデフォルト設定が使用されます。個別、または全てのユーザーのデフォルト設定を変更する必要がある場合、「設定テンプレート」を使用できます:
システム設定 > 同期サービス > クライアントの設定 > 「設定テンプレートを変更」を選択します。 
- フィールドを右クリックでアクティブにし、値を編集します。
フィールドのデフォルト値を選択します。この値は他の全てのユーザーのデフォルト値として使用されます。 フィールドを「アクティブ」(対象フィールドを右クリックした状態)のままにしておくと、そのフィールドはロックされ、一般ユーザーは値を変更できなくなります。 以下は設定テンプレートの変更例です: 
実際のユーザー設定メニューは以下のように見えます。「言語」と「キーボードレイアウト」は変更できません。 
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- 変更を適用するには管理者パスワードが必要です。
- 「OK」をクリックして完了します。
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異なるBMDEクライアントにログインする複数のBMDEログインユーザーが必要な場合、同期サーバーで次の手順に従ってください。追加されたユーザーは同期サーバーに接続されたすべてのクライアントで利用可能です。 システム設定 > 同期サービス > クライアント設定 > ユーザーを追加を選択します。 
- ユーザー名とパスワードを入力します。
- 「作成」をクリックします。
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クライアント設定
以下は典型的なクライアント同期設定手順です。必要に応じ、管理者は同期設定を変更できます。
- BMDEログイン画面のシステム設定を開きます。
- 同期サービスを選択します。
- 「同期サービスを使用する」で「クライアント」を選択します。
- 「サーバーのアドレス/IP」フィールドに「同期サーバーの設定」で作成したサーバー情報を入力します。
- デフォルトでは以下オプションの有効化が推奨です。
- システム設定を同期
- ユーザーを同期
- サーバーに厳格に従う (ユーザー同期のサブ設定)
- ファームウェアを同期
- バージョンを同期
- 「接続の状態」が緑色に点灯していることを確認します。赤色/黄色の場合、クライアントBMDEステーションと「サーバー」ステーションの接続が試行中か、または機能していません。

設定完了後、「サーバー」BMDEが「クライアント」BMDEに対し選択された設定、ユーザー、iOSファームウェアおよびBMDEソフトウェアを展開します。