作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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| Mobile Diagnostics and Erasure | N/A |
キーボードショートカット Ctrl + P で撮影したスクリーンショットを何個まで不具合レポートに含められるか。
ソフトウェアバージョン3.5以上では、「消去の試行をレポートに表示」オプションが有効な場合全ての消去がレポートに含まれます。旧バージョンでは直近の1回のみが含まれます。
AppleはCryptographic Erasure(暗号化による消去)を採用しています。この方法では新しいファームウェアがデバイスに復元され、暗号鍵が変更されます。結果、既存のデータは復号できなくなります。その後、上書きによる消去も実行可能です。
Androidはすべてのストレージに従来のように上書きし、その後ファクトリーリセットするやり方ですので、ファームウェアは必要ないのです。
最近のAndroid OSの場合で「アプリの確認」機能が有効になっているときに起こります。デバイス側で許可の操作を行わないと消去が進みません。
接続時にIMEIを提供しないAndroidデバイスが存在します。また、DFU(Device Firmware Upgrade)モードになっているAppleのデバイスからはIMEIを取得できません。
こうした場合、消去処理が完了した時点でIMEIが表示されるはずです。
なお、SIMカードを使用できない種類のデバイスならばIMEIは存在しません。
Androidデバイスに関しては、次の点もご確認ください。
Androidデバイスはストレージ全体に上書きする方法で消去しますので、デバイスにとっては空き容量が無くなってきているように見えるのです。ユーザーは心配する必要はありません。
ソフトウェアはiOS/Androidから伝えられるバッテリー情報をレポートします。
全てのメーカーは公式に一定の容量でバッテリーを見積もります。バッテリーは見積りの容量を有している必要がありますが、新しいものは見積容量以上を有している場合があります。一例として、公称バッテリー容量が2000mAhのわずかに使用した/新しいデバイスが2100mAhの容量をレポートするのはこのためです。
また、バッテリーに公称容量を超えた充電を強制することも可能であり、この場合も100%以上の容量を示します。
リチウム系バッテリーについての詳細な情報は次のリンクをご参照ください:
https://batteryuniversity.com/article/bu-204-how-do-lithium-batteries-work
https://www.apple.com/batteries/