新機能:
- LEE-2161 - 消去失敗時のエラーファイル生成
バグ修正:
- LEE-4022 - Setup tool UIのスケーリングと表示
- LEE-4967 - ARM Surfaceの場合のストレージコントローラ情報の文字化け
この記事は最近のOpenSSHの脆弱性CVE-2024-6387がBlancco製品に与える影響について概説します。この情報はお客様が脆弱性を軽減する必要な手順を理解するうえで重要です。
- Blancco Drive Eraser (BDE)
- 状態: 潜在的な影響有り。
- 詳細: OpenSSHライブラリによるSSH接続はデフォルトでは無効になっていますが、Blancco Drive Eraser Configuration ToolまたはBlancco Drive Eraserの設定画面で有効にすることもできます。もし有効になっていれば影響があります。BDE7.13.0はこの脆弱性を持たないOpenSSHバージョンに更新される予定です。
- 対処: BDE7.13.0未満ではSSH機能を無効にすること。
- Blancco Management Portal (BMP)
- 状態: 影響無し。
- 詳細: OpenSSHは利用していない。
- 対処: 不要。
- Cloud.blancco.com
- 状態: パッチ適用済み。
- 詳細: 当脆弱性に対するパッチを2024年6月に適用済み。
- 対処: 不要。
- オンプレミス型Blancco Management Console (BMC)
- 状態: 潜在的な影響有り。
- 詳細: ご利用中のLinuxまたはWindowsオペレーティングシステムには脆弱なOpenSSHバージョンが含まれている可能性があります。
- 対処: お客様は、セキュリティリスクを軽減するためにオペレーティングシステムを常に最新バージョンに更新する必要があります。
2024年7月18日23:01 (UTC) の時点で、APIとUIの両方を含むすべてのPrologMobileデータサービスの障害が報告されています。
現在、PrologMobileの技術チームは問題の早期解決に取り組んでいます。
最新情報については、status.prologmobile.com をご覧ください。
この問題はPrologMobile機能に関連しており、BMDE (Blancco Mobile Diagnostics and Erasure) の標準の消去機能と検査機能には影響しません。
更新 2024年7月19日03時21分 (UTC)
PrologMobile技術チームは、全国にわたる障害が解決されたことを確認し、APIとUIの両方を含むすべてのデータサービスに再び完全にアクセスできるようになりました。当該チームによる徹底的なテストにより、システムが最適に機能していることを確認済みです。
新機能:
Intelligent business routing (IBR) のユーザーエクスペリエンス改善
• ワークフローエディタのUIとUXを改善しました。
• 古いワークフローエディタも引き続き使用可能です。
バグ修正:
- BCC-3383 - 日本語使用ユーザーの「レポート取得失敗」の不具合。
- BCC-3516 - 日本語使用ユーザーの「エンタイトルメントを作成できません」の不具合。
主な新機能:
- USB CreatorとEnterprise USB Erasure Enablementを一つのアプリケーションに統合。
- デザイン刷新しユーザーエクスペリエンスを向上。
- USB Creatorから直接BDEおよびBMDE ISOイメージを容易にダウンロード。
- 前提としてBlancco Management PortalまたはBlancco Cloudアカウントが必要です。
- 起動可能なUSBメモリの複数同時作成。
こちらからPDF形式のリリースノートをダウンロードできます。

重要
Drive Eraserバージョン7.12.0ではレポート内のハードウェアテスト結果の保存場所を変更しました。そのため、ローカルのBlancco Management Consoleのバージョンが5.19未満の場合、レポート内のハードウェアテスト結果を正常に表示またはエクスポートすることができません。
- ローカルのBlancco Management Consoleを使用中でかつDrive Eraserハードウェアテストを使用している場合は、バージョン5.19.0以上にアップグレードしてください。
新機能:
- ALBUS-6515、ALBUST-1351 - 韓国語インプットメソッドをサポート。
- ALBUS-11607、WFE-425 - 「Verify」ワークフローアクションでの検証レベル0%をサポート。
- ALBUS-3159、ALBUST-167 - UEFIマシンのブータブルアセットレポート。
- ALBUS-10843、ALBUST-1364 - DHCPクライアントの選択機能。
- ALBUS-6800 - 複数Webカメラをサポート。
- ALBUS-11005、ALBUST-1367 - 新しい「NIST 800-88」規格。
改善とバグ修正:
- ALBUS-11191、ALBUS-10724、ALBUS-10693 - 技術的な変更:カーネルのアップグレード、OSのアップグレード、内部ツールの移行。
- ALBUS-11475 - ハードウェアテスト結果(「display」、「memory」等)のパスを「blancco_hardware_report.hardware_tests」配下に変更。
- ALBUS-11627 - BMCプロキシが構成されていない場合にAutopilot状態取得に1時間かかる問題を修正。
- ALBUS-11690、ALBUS-11595、ALBUS-11659 - BDEがネットワーク接続が失う事象に関わる複数の問題を修正。
- ALBUS-11630 - HP Z8 G4マシンで発生するクラッシュを修正。
- ALBUS-11338 - マシンの再起動後にのみIBRワークフローが開始される問題を修正。
- ALBUS-11437 - マシンの再起動後にのみ消去が開始される問題を修正(「消去」ボタンが機能しない)。
- ALBUS-11718 - 「NIST Purge」で520セクターサイズのドライブを消去するとクラッシュが発生する問題を修正。
- ALBUS-11552 - LSI MegaRAID Tri-Mode SAS3516(Fugitsu Primergy Server PRAID EP540i)に接続されているSASドライブの上書きエラーを修正。
- ALBUS-11632 - RAIDコントローラをJBODモードに切り替えられない問題を修正(LSI MegaRAID SAS-3 3008)。
- ALBUS-11569 - SIMカードの検出に関する問題を修正。
- ALBUS-11732 - 「セキュアブート」設定がオンになっている場合の起動の問題を修正。
- ALBUS-11743 - ネットワークケーブルが取り外された時にBDEがフリーズする問題を修正。
- ALBUS-11330 - HP Elite X2でパージレベルの消去に失敗する問題を修正。
- ALBUS-11178 - 消去中にBDE がフリーズする問題を修正。
- ALBUS-11572、ALBUS-11489 - Wi-FiアダプターIntel Corporation Ice Lake-LP PCH CNVi WiFiのサポートを修正。
- ALBUS-11596、ALBUS-11468 - Lenovo T495のマイクテストとスピーカーテストを修正。
- ALBUS-10726 - XMLレポートにバッテリーのIDを追加。
- その他 - ハードウェアアプライアンスに関して複数の軽微な修正を実施(ハードウェアの検出とテスト、MC通信、消去の時間見積と一時停止、アクセシビリティ、ネットワーク接続、レポート、UIの問題、IBRワークフロー)。