Info |
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当バージョンへの更新後に、Blancco Mobile Diagnostics and Erasureステーションが起動しなくなる可能性があります。その場合、grub設定ファイルにカーネルパラメータ「ibt=off」を追加してください。 具体的には、grubメニューにおいてキーボードの「e」を押して編集画面へと進み、「linux」で始まる行に「ibt=off」という文字列を追加し、F10キーを押します。 |
メンテナンス
このリリースでApple iOSおよびiPadOSのバージョン18.4を完全にサポートします。
主な機能
PHEN-9167 - Apple Watch S6世代以上の消去に対応
BMDE消去ライセンスを使用して消去を実行し、ハードウェア情報と消去結果を含むレポートを生成します。
PHEN-8583 - Apple AirPodsの偽造品検出
偽のApple AirPodsを識別する機能であり、BMDE検査ライセンスを使用します。ワークフローの部品認証アクションにより実行可能です。
PHEN-12310 - Google PixelシリーズAndroidスマートフォンのバッテリー情報レポート強化
充電サイクル、容量、ヘルスレベル、消耗レベル、充電レベル、温度などのバッテリー詳細情報をレポートします。
PHEN-12380 - Thunderboltアダプターのサポート強化
BMDEをインターネットに接続する際のアダプターとして、Thunderbolt 3-Thunderbolt 2アダプターおよびThunderbolt 2イーサネットアダプターに対応。
PHEN-12612 - 汎用デバイスでのIMEIデータベース検索
物理デバイスの接続ができない場合でも、IMEIデータベースを検索して資産情報を出力することが可能になりました。
PHEN-13143 - Appleバッテリーヘルスの通知表示
Appleデバイス向けに、「バッテリーヘルス状態」を参照するワークフロータグを導入。このタグは、デバイスのバッテリー情報(不明、良好、最大容量低下、ピーク性能容量低下、重要なメッセージ)を表示します。
PHEN-13026 - 「初期化中」ステータスのサーバーメッセージを追加
デバイスの状態が初期化中のときにサーバーメッセージを送信できるようになりました。
PHEN-13035 - ワークフロー変数にハブマッピングポートIDを追加
ハブマッピングワークフロータグ「USBName」と「USBColor」を追加しました。
PHEN-13211 - ボックスカードの視認性向上
スロットビューにおいて、デバイスカード上に表示される円形プログレスバーを強調し、処理の進捗状況をさらに認識しやすくしました。
PHEN-12809 - ワークフローでの電源オフコマンド
ワークフローにおいて「シャットダウン」アクションを使用することでデバイスをシャットダウンできます。
PHEN-12682 - Android Wi-Fi設定
「Androidアプリをまとめる」設定を有効にした状態でワークフローの「Wi-Fi設定」を実行することにより、AndroidデバイスをWi-Fiに接続できます。
PHEN-13303 - リフラッシュ後にデバイスに再接続できない場合の手動確認要求
リフラッシュ(ファームウェア書き込み)の処理完了後にデバイスとの接続が復旧しない事象に対処できるよう、ワークフローの「消去」アクションに新規オプションを導入しました。「ユーザーに尋ねる」は、以前のバージョンと同様にユーザーに質問します。「消去失敗」は、消去を失敗とします。「消去成功」は、デバイスが再接続しなくても消去成功とします。
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「iOS13以上のデバイスのバッテリー最大容量を検出する」を有効にすると、バッテリー監視のために自動プロセス開始とデバイス信頼に数秒の遅延が予想されます。
iOSデバイスの消去がTSS/ASRエラーによりランダムに失敗することがあります(iPhone 13シリーズデバイスで見られた問題)。その場合、画面上の表示は失敗状態ではなく認証に関する「要注意」状態となります。
BMDE設定で帯域幅スケーラビリティが有効になっている場合、ペアリング用のiPhoneはApple Watchアプリをインストールできません。回避策として、ワークフローにおいて「Wi-Fi設定」を実行する必要があります。
Xiaomi OS 14デバイスのADBを手動で有効にすると、消去中に手動の工場出荷時リセットを要求します。回避策は、Android高速設定を使ってADBを有効にすることです。
Samsung S25のADBを手動で有効にすると、eSimが削除されない場合があります。QRコードで有効にすれば削除されます。S25のADBを手動で有効にすると、eSIMが削除されない場合があります。QRコードで有効にすれば削除されます。