Blog from April, 2025

高性能かつ電力消費が少ないという特徴をもつARMプロセッサは、長年にわたってモバイルデバイス(スマートフォン等)に使用されてきました。近年では、サーバーにも移植され、ノートパソコンにも導入され始めています。多くのデータセンター環境では、性能を維持しつつ炭素排出量を削減するためにARMサーバーを導入しています。BDE 7.13.0 ARMはこれらのプロセッサと互換性のある最初のBDEバージョンであり、主にARMサーバー(特にAmpereおよびCaviumサーバー)をサポート対象に開発およびテストを実施しています。

BDE 7.13.0 ARMはBDE 7.13.0のコードを利用しているため、通常のBDEリリースと同じ機能を提供します。

  • マシンのハードウェア部品の検出。

  • HDD、SSD、NVMeドライブに対する20以上の消去規格(パージおよびクリアレベル消去)。

  • デジタル署名されたレポート。

  • RAID解除機能。

  • Intelligent Business Routing(インテリジェントビジネスルーティング)ワークフローのサポート。

  • サードパーティシステムとの統合。

  • 様々な展開オプション(USB、PXE、PreInstall、iLO、iDrac、通常のインストール)。

  • ハイパースケーラビリティとリモート消去。

  • 15種類以上のハードウェアテスト。

  • 他のBlanccoツール(Blancco Drive Eraser Configuration Tool、Blancco USB Creator、Blancco Workflow Editorなど)との互換性。

  • その他多数の機能。

主な機能

  • BCC-4231 - 利用開始手順の改善

    • オンボーディングプロセス改善

      • 新しいホームページ

      • ナレッジベースとサポートページへのアクセス

      • ソフトウェアパッケージとユーザーマニュアルへのアクセス

    • Blancco製品使用開始のためのステップバイステップガイド

      • Drive Eraser

      • Mobile Diagnostics & Erasure

バグ修正

  • BCC-4610 - ライセンスプールごとのライセンス警告の不具合

当バージョンのインテリジェントビジネスルーティング(IBR)ワークフロー機能により、データセンター業界のお客様はストレージ運用(ストレージの停止、廃止)のプロセスを自動化できます。

IBRを活用することで、複雑な廃止作業を手動で行う必要はなくなります。効率化、コスト削減、最小限の技術的負担でのコンプライアンス確保を達成しながら運用を自動化することができます。

主な新機能

  • LEE-5042 - ワークフローのサポート

    • インテリジェントビジネスルーティングに対応。データセンター業界のお客様はストレージ運用(ストレージの停止、廃止)のプロセスを自動化できます。

    • サポート対象はRed Hat 8以上、IBM Power 8以上、x64アーキテクチャです。

  • LEE-5344 - IBRライセンスのサポート

    • ワークフローを実行する前に、インテリジェントビジネスルーティング(IBR)ライセンスの整合性を確認します。

下記の日程でBlancco Management Portalのメンテナンスを行います。
ただし、当メンテナンス実施中の利用者への影響は無く、Blancco Management Portalのサービスは通常通り利用可能です。


実施日: 2025年4月20日
実施時間: 14:00~16:00 JST (5:00~7:00 GMT)

本件に関するサポートはこちらにご依頼ください  support@blancco.com
以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム

当バージョンへの更新後に、Blancco Mobile Diagnostics and Erasureステーションが起動しなくなる可能性があります。その場合、grub設定ファイルにカーネルパラメータ「ibt=off」を追加してください。

具体的には、grubメニューにおいてキーボードの「e」を押して編集画面へと進み、「linux」で始まる行に「ibt=off」という文字列を追加し、F10キーを押します。
※日本語配列キーボードの場合、イコール「=」記号を入力するには「^」を打鍵してください。

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メンテナンス
このリリースでApple iOSおよびiPadOSのバージョン18.4を完全にサポートします。

主な機能

  • PHEN-9167 - Apple Watch S6世代以上の消去に対応

    • BMDE消去ライセンスを使用して消去を実行し、ハードウェア情報と消去結果を含むレポートを生成します。

  • PHEN-8583 - Apple AirPodsの偽造品検出

    • 偽のApple AirPodsを識別する機能であり、BMDE検査ライセンスを使用します。ワークフローの部品認証アクションにより実行可能です。

  • PHEN-12310 - Google PixelシリーズAndroidスマートフォンのバッテリー情報レポート強化

    • 充電サイクル、容量、ヘルスレベル、消耗レベル、充電レベル、温度などのバッテリー詳細情報をレポートします。

  • PHEN-12380 - Thunderboltアダプターのサポート強化

    • BMDEをインターネットに接続する際のアダプターとして、Thunderbolt 3-Thunderbolt 2アダプターおよびThunderbolt 2イーサネットアダプターに対応。

  • PHEN-12612 - 汎用デバイスでのIMEIデータベース検索

    • 物理デバイスの接続ができない場合でも、IMEIデータベースを検索して資産情報を出力することが可能になりました。

  • PHEN-13143 - Appleバッテリーヘルスの通知表示

    • Appleデバイス向けに、「バッテリーヘルス状態」を参照するワークフロータグを導入。このタグは、デバイスのバッテリー情報(不明、良好、最大容量低下、ピーク性能容量低下、重要なメッセージ)を表示します。

  • PHEN-13026 - 「初期化中」ステータスのサーバーメッセージを追加

    • デバイスの状態が初期化中のときにサーバーメッセージを送信できるようになりました。

  • PHEN-13035 - ワークフロー変数にハブマッピングポートIDを追加

    • ハブマッピングワークフロータグ「USBName」と「USBColor」を追加しました。

  • PHEN-13211 - ボックスカードの視認性向上

    • スロットビューにおいて、デバイスカード上に表示される円形プログレスバーを強調し、処理の進捗状況をさらに認識しやすくしました。

  • PHEN-12809 - ワークフローでの電源オフコマンド

    • ワークフローにおいて「シャットダウン」アクションを使用することでデバイスをシャットダウンできます。

  • PHEN-12682 - Android Wi-Fi設定

    • 「Androidアプリをまとめる」設定を有効にした状態でワークフローの「Wi-Fi設定」を実行することにより、AndroidデバイスをWi-Fiに接続できます。

  • PHEN-13303 - リフラッシュ後にデバイスに再接続できない場合の手動確認要求

    • リフラッシュ(ファームウェア書き込み)の処理完了後にデバイスとの接続が復旧しない事象に対処できるよう、ワークフローの「消去」アクションに新規オプションを導入しました。「ユーザーに尋ねる」は、以前のバージョンと同様にユーザーに質問します。「消去失敗」は、消去を失敗とします。「消去成功」は、デバイスが再接続しなくても消去成功とします。


※以下はデバイス検査機能(Diagnosticsアプリケーション)の機能です。

Appleデバイス用検査アプリ(バージョン4.17)のプロビジョニングプロファイルの有効期限を2026年3月11日にしました。

  • SD-6493 - Apple Airpodsおよびワイヤレスヘッドセットのテスト

    • Apple Airpodsおよびその他のワイヤレスヘッドセットは、既存のヘッドセットテストおよびヘッドセットマイクテストを使用してテスト可能です。ただし、アプリが実行されているデバイスに対して事前にペアリングしておくことが前提条件です。

  • SD-6468 - iPhone用LiDARセンサーテスト

    • LiDARテストは自動クイックチェックテストリストに含まれ、この機能をサポートするAppleデバイスで実行されます。

  • SD-6463 - Appleデバイス用「スローモーションビデオ」テスト

    • 最新モデルのiPhoneのスローモーションビデオをテストできます。iPhone 16 Proは4K 120fpsのシネマティックスローモーションをサポートしています。

  • SD-6615 - Samsung Androidデバイス用自動レシーバーテスト

    • Samsungデバイス用に「自動レシーバー」テストという新しいテストを導入しました。

  • SD-6307 - Samsung Androidデバイス用自動マルチカメラテストの改善

    • マルチカメラテストで画像キャプチャを自動化し、より使いやすく正確なテストを行います。

修正

  • PHEN-12692 - AndroidデバイスでWebrootチェックが利用できない画像検証

  • PHEN-11330 - 消去後のiOSデバイスのWi-Fi接続が失敗する

  • PHEN-12739 - タイムアウト時間内にWi-Fiまたは帯域幅スケーラビリティによる接続が確立しない

  • PHEN-13019 - iPhoneが「処理中」で停止する

  • PHEN-13179 - バージョン5.6に更新後、さまざまなAndroidデバイス(主に中国のベンダー)が消去に失敗する

  • PHEN-13309 - XML - 最古のバージョンの署名がまだ有効

  • PHEN-13108 - eSIMの手動消去済みかつ物理SIMが存在しないAndroidでの誤ったSIM検出

  • PHEN-13186 - Google PixelタブレットがFRPロックされている

  • PHEN-13199 - VIVO Y19が誤ったIMEIを表示する

  • PHEN-13095 - Xiaomi Mi 9のIMEI表示エラー

  • PHEN-13230 - Samsungデバイスのストレージ容量が正しくない

  • PHEN-13234 - BMDE USBハブマッピングが機能しない

  • PHEN-13297 - 最新モデルのSamsungタブレットがバージョンBMDE(5.5.1)から消去できない

  • PHEN-13264 - KYOCERA Androidモバイルデバイスでの誤ったSIMカード検出

  • PHEN-13245 - パスワードロックされたiOSデバイスでCSVデータベースが機能しない

  • PHEN-8668 - Lenovo T470Sの内蔵USB Cポートにデバイスを接続するとリソース不足状態になる

  • PHEN-13266 - iPhone 16のホーム画面をセットアップするためのインストールと起動が失敗する

  • PHEN-12967 - ワークフローオプションが「今すぐダウンロード」であるにもかかわらず、version.xmlポップアップが表示される

  • PHEN-12765 - IMEIデータベース: 追加情報が利用可能になった後に再検索が行われない

  • PHEN-12779 - デバイスの再接続プロンプト問題

  • PHEN-12855 - Android FRフローが再起動されたときのクラッシュ

  • PHEN-13078 - BMP IOP: BEADとBMDE間でライセンスの再利用が行われなかった

  • PHEN-13099 - レポートに同じカスタムフィールド値が2回追加される

  • PHEN-13477 - ゴーストまたはデバイスが接続されたときのクラッシュ

  • SD-6726 - AndroidでUSBテストが実行されない

  • SD-6668 - Note 8およびS9 Androidデバイスで指紋センサーテストの結果が疑陽性を示す

  • SD-6650 - iOSのレポートに一部のテスト結果が表示されない

既知の不具合

  • 「iOS13以上のデバイスのバッテリー最大容量を検出する」を有効にすると、バッテリー監視のために自動プロセス開始とデバイス信頼に数秒の遅延が予想されます。

  • iOSデバイスの消去がTSS/ASRエラーによりランダムに失敗することがあります(iPhone 13シリーズデバイスで見られた問題)。その場合、画面上の表示は失敗状態ではなく認証に関する「要注意」状態となります。

  • BMDE設定で帯域幅スケーラビリティが有効になっている場合、ペアリング用のiPhoneはApple Watchアプリをインストールできません。回避策として、ワークフローにおいて「Wi-Fi設定」を実行する必要があります。

  • Xiaomi OS 14デバイスのADBを手動で有効にすると、消去中に手動の工場出荷時リセットを要求します。回避策は、Android高速設定を使ってADBを有効にすることです。

  • Samsung S25のADBを手動で有効にすると、eSIMが削除されない場合があります。QRコードで有効にすれば削除されます。

概要
2025年4月3日21:00(JST)から4月4日18:00(JST)の間に、Blancco Management PortalのAutopilot検出機能に技術的な問題が発生しました。
この問題は、Blancco Management Portal 3.0.0のリリースに関連して行ったルーティング変更が原因で発生しました。この変更はサービスのグローバルな最適化を目的としたものであり、APAC地域の一部のお客様が経験していたレイテンシーの問題を解決しました。その一方で、オンプレミスのBlancco Management Consoleインスタンスからプロキシされたリクエストに対して、Autopilot検出に予期しない問題を引き起こしてしまいました。

根本原因
Blancco Management Consoleに対する応答メッセージの若干の変更により、Blancco Drive Eraserに渡される情報に不一致が生じ、メッセージを解釈できなくなりました。なお、Blancco Management Portalに直接接続し、Autopilot検出を使用している顧客はこの問題の影響を受けませんでした。

解決策
ルーティングの設定を元に戻し、ネットワークの最適化のための代替手法を検討しています。しかし、設定を元に戻したため、一部のお客様は顧客は引き続きネットワークの遅延問題を経験する可能性があります。

ご不便をおかけして申し訳ありませんが、サービス向上のためにご理解いただけますようお願い申し上げます。Autopilot検出に関連する問題が引き続き発生している場合は、サポートチームにお問い合わせください。

主な新機能

  • BTK-276 - さまざまな内部最適化

バグ修正と改善

  • BTK-288 - 日本語ローカリゼーションの不具合

  • BTK-277 - バックスラッシュを含むパスの処理の不具合

  • BTK-272 - ユーザーマニュアルへのリンクを更新

  • BTK-271 - ダウンロード中の進捗状況表示が急に100%になる不具合

  • BTK-268 - オフラインライセンスに関するアプリケーションログを改善

  • BTK-263 - BMPにログインする際にハングする不具合

  • BTK-260 - スケーリングや低解像度ディスプレイに関連するUIの不具合

「Blancco Management Portal On-Premise」はBlancco Management Console (BMC) の後継製品です。

主な新機能

  • UI - UXの更新

    • Blancco Management ConsoleのブランドをBlancco Management Portal (On-Premise) に変更。

    • ユーザーインターフェイスをアップグレード。

    • 新しいナビゲーションメニューにより、製品の使用が容易になりました。

  • MC-7677 - 製品登録機能

    • インストールまたはアップグレード時に、BMP On-Premiseをお客様自身のBMPアカウントに登録する機能です。

  • MC-7677 - BMPとのデータ同期機能

    • BMPアカウントとの情報同期が行えます。

    • 同期される情報はライセンス使用状況とレポート数、ユーザー数、ワークフロー数です。実際の消去レポートではありません。

    • 注意 長期間(通常は1ヶ月)にわたって同期を行わないと、BMP On-Premiseは動作を停止してしまいます。

  • MC-7528 - ライブ管理機能の強化

    • ライブ管理UIの全面的な見直しを行いました。

    • 資産のソートおよびフィルタリング機能を追加しました。

    • リモート資産管理のためのカスタムビューを作成しました。

    • 数百の資産を容易に処理できます。

バグ修正

  • MC-7666 - ダッシュボードのプロセスウィジェットがエラーになる

Blancco WinEraser概要

Windows環境で動作するエンドポイントデバイス向けに設計されており、既存のハードウェアとスムーズに統合が可能です。Secure Boot機能を維持することで、リモートおよびオンサイトの両方の従業員向けのデータ消去を効率的に行えます。

主な利点

  • シームレスなセキュリティコンプライアンス – WinPEで実行され、BIOS/UEFIの変更を必要とせずにSecure BootおよびSecured-core PCの互換性を確保します。

  • 自動化およびスケーラブルな消去 – Microsoft Intuneと統合し、ポリシーベースの自動化により、リモートまたはローカルでの大規模な消去を可能にします。

  • 認定済み、監査対応のデータ消去 – 20以上のグローバルな消去標準(例:NIST 800-88、IEEE 2883)に準拠し、規制遵守のための改ざん検出機能をもつデータ消去証明書を提供します。

  • 最適化された資産レポート – ServiceNowなどのITSM/ITAMソリューションとシームレスに統合し、デバイス廃棄のレポーティング作業を効率化化します。

  • ITワークフローの自動化(IBR統合) – 自動化されたワークフローを必要とする組織は、Intelligent Business Routing(IBR)を活用して資産処理およびデバイス消去ワークフローを効率化できます。

  • ARMベースのエンドポイントデバイスをサポート。

主な新機能

  • WD-378 - WinPEのソース選択

    • Windows Recovery Environment (WinRE) または Windows Assessment and Deployment Kit (Window ADK) を使用してイメージを構築できます。

  • WD-381 - 追加ドライバーのアップロード

    • ターゲットハードウェアをサポートするために必要な追加ドライバーをアップロード可能です。

  • WD-436 - WinPEの作成

    • WIMファイルまたはISOファイルへの出力をサポートします。さらに、イメージをUSBフラッシュドライブに直接保存することも可能です。

  • WD-420 - WinEraserの設定

    • Blancco Management Portalの認証情報を埋め込んで、起動時にツールを自動的に開始します。

  • WD-538 - IBR - ワークフローエディターバージョン7.11.0のサポート

    • ワークフローエディターのバージョン7.11.0をサポートしました。

  • WD-645 - IEEE 2883-2022消去規格のサポート

    • エンタープライズ顧客向けにデータセキュリティと保護を強化するために、IEEE 2883-2022消去22規を格加しました。

  • WD-747 - EVEライセンスをサポート

    • Blancco WinEraserはEVEライセンスを使って消去を開始できます。

  • WD-804 - 不具合レポートの送信

    • 不具合レポートを送信および保存する機能。

  • WD-726 - 520バイトセクターのドライブの上書きサポート

    • 520バイトセクターを使用するSCSIドライブをサポート。

  • WD-568 - Wi-Fiパッシブスキャン

    • プラットフォームネットワーク機能を使用してクロスプラットフォーム機能をサポートするようにWi-Fiパッシブテストを更新しました。

  • WD-102 - Windows ARM64のサポート

    • ARM 64デバイスのサポート。

Blancco WinBuilderの機能は、Blancco WinEraserのカスタムイメージの作成、リモート展開、ISOファイルまたはWIMファイルの保存、USBドライブへの保存などです。Windowsイメージを作成するための高度なオプションもあります。
Blancco WinBuilderツールはユーザーフレンドリーなインターフェイスをもちますが、スクリプトによるアプローチを好むユーザー向けにコマンドラインインターフェイスも利用可能です。これは特にリモート展開の場合に役立ちます。

主な新機能

  • WD-378 - WinPEのソース選択

    • Windows Recovery Environment (WinRE) または Windows Assessment and Deployment Kit (Window ADK) を使用してイメージを構築できます。

  • WD-381 - 追加ドライバーのアップロード

    • ターゲットハードウェアをサポートするために必要な追加ドライバーをアップロード可能です。

  • WD-436 - WinPEの作成

    • WIMファイルまたはISOファイルへの出力をサポートします。さらに、イメージをUSBフラッシュドライブに直接保存することも可能です。

  • WD-420 - WinEraserの設定

    • Blancco Management Portalの認証情報を埋め込んで、起動時にツールを自動的に開始します。

  • WD-552 - Blancco Management Portal接続詳細の確認

    • 進む前にBlancco Management Portal認証情報を確認し、精度とセキュリティを向上させます。

  • WD-432 - ARMサポート

    • ARMベースのWinPEイメージの出力をサポートします。

バージョン7.15.0ではNVMeドライブが重複して検出される事象がみつかっています。この事象によりライセンスの二重消費や消去中の問題が発生する可能性があります。この問題事象が起きる条件については調査中です。

新機能

  • ALBUS-10313, ALBUS-10406 - 取り外されたドライブ消去のためのポートマッピング

  • ALBUS-7823, ALBUST-1511 - インストール済BDEのオーバーザエア(Over the air, OTA)アップデート

  • ALBUS-11991 - HPE SR932i-p Gen 11 Tri-Modeコントローラのサポート

  • ALBUS-11195 - Dell BOSS-N1モノリシックコントローラのサポート

  • ALBUS-11625, ALBUST-1503 - IPv6のサポート

  • ALBUS-8956, ALBUST-1510 - 802.1x認証失敗時のフォールバック機能

  • ALBUS-12110, WFE-740 - オートパイロットのステータス再チェック機能およびタイムスタンプのレポート機能

  • ALBUS-11550, WFE-760 - ワークフローの「メッセージ」および「質問」アクションで色とテキストサイズの変更をサポート

バグ修正と改善

  • ALBUS-12332 - 一部のDell iDRACで「IPMIリセット」機能が失敗する。

  • ALBUS-12305 - いくつかのLenovo ThinkPadマシン(例:X1 Yoga 4th Gen)で起動に失敗する。

  • ALBUS-12251 - インストールされたBDEがクラッシュし、再起動後に消去ステーションプロセスが「手動」に切り替わる。

  • ALBUS-11793 - NVMe検出時のクラッシュを修正(ブートアップ時またはホットプラグ時に発生)。

  • ALBUS-12179 - 「メッセージ」および「質問」アクションのポップアップの幅を広げ、より多くの文字を表示できるように変更。

  • ALBUS-12377 - バッテリー容量テストをオンにしてバッテリーをもたないデバイスを処理すると自動プロセスが停止してしまう(レポートが送信されない)。

  • ALBUS-12320 - Acer Swift 14(SF14-51-57P6)でブート時に黒い画面が表示される。

  • ALBUS-12278, ALBUS-11872, ALBUS-11992, ALBUS-11954, ALBUS-6395 - Purgeコマンド後にSASドライブが検出不可能になる(P408i-a SR Gen10やP440 Gen9などのSmart Arrayコントローラーに接続されている)。

  • ALBUS-12261 - Toshiba MG07ACA14TA 14TB SATAドライブの消去が大量の書き込みエラーで即座に失敗する。

  • ALBUS-12253 - EthernetアダプターIntel I219-LM [8086:15fb]およびI219-V [8086:15fc]に対応していない。

  • ALBUS-12244, ALBUS-12104 - BIOSクロックが365日以上ずれている場合にマザーボードテストが失敗する。これ程の大きい時間差はマザーボードの内部バッテリー(CMOSまたはスーパーキャパシタ)に問題があることを示唆します。

  • ALBUS-12147 - Radeon GPUを搭載したHP EliteOne 800 G3での起動の問題。

  • ALBUS-12138 - ドロップダウンおよびマルチドロップダウンリストのキーボード操作の不具合。

  • ALBUS-12012 - Dell Latitude 5400、5440、5410マシンで利用可能なIntel XMM7360 LTE Advanced Modem(Fibocom L850-GL)でSIM存在テストが機能しない。

  • ALBUS-12275 - SuperMicro M-200/MBD-X10DRU-I+マザーボードを搭載したマシンの起動の問題。

  • ALBUS-12206 - AMD Ryzen CPUが誤ったコア数を報告する問題。

  • ALBUS-11967 - 画面上でのドライブフィルタリング機能において、消去ステータスで検索するために部分文字列の入力をサポート。

  • ALBUS-10755, ALBUS-10477, BCC-2402 - BMPにレポートを送信すると、実際にはレポートが送信されていないのに緑色の「成功」アイコンが表示される問題。

  • ALBUS-12389 - 自動生成されたクラッシュレポートがUSBメディアに保存されない問題。

  • ALBUS-12248 - BDEショートカットのいくつかを改善。

  • ALBUS-12180 - 他のパーティションタイプが選択されていない場合に保存されたリカバリパーティションが消去される問題。

  • ALBUS-12109 - FCドライブを含む環境で実行ID(ベイ番号)が2回使用される問題。

  • ALBUS-12085 - ファームウェアベースの消去コマンドの失敗検出を改善。

  • ALBUS-12227 - テストを省略した場合に以前のテスト結果のコメントが削除される問題。

  • ALBUS-12222 - 「レポート送信」ポップアップが正しい場所に表示されない問題。

  • ALBUS-12184 - BMCまたはBMPに接続されていない状態でレポート送信を試みた場合に「レポート送信失敗」ポップアップが表示されない。

  • ALBUS-12154 - ファームウェアコマンドを無効にすると、BSI-GS/E消去規格が上書きにフォールバックせずに「サポートしていない」と表示される。

  • ALBUS-12036 - BMCに接続されていない状態でもライセンスを要求する問題。

  • ALBUS-12029 - BDE ISOでハードウェアテストが無効になっている場合、「検査」アクションが実行されない。

  • ALBUS-11966 - Chromebookでドライブのシリアル番号によるUI検索が機能しない。

  • ALBUS-11792 - mpt3sasドライバを使用するコントローラを搭載したサーバーのブートを高速化。

  • ALBUS-12229 - Ethernetアダプターを持たないデバイスにネットワークテストが追加されない問題。

  • ALBUS-12228 - テスト結果を割り当てた後に省略したテストのデフォルトコメントが2回追加される問題。

  • ALBUS-12149 - 消去済みパーティションに関するレポートの誤り。

  • ALBUS-12115 - UIアニメーションにいくつかの改善を実施。

  • ALBUS-11863 - スクリーンセーバーからメインユーザーインターフェースにフォーカスが移動する問題。

  • ALBUS-11841 - 「許可されていない」ラベルの下のツールチップメッセージを改善。

  • ALBUS-11968 - 「シリアル番号なし」のような文字列に対するUI検索が機能しない。

  • ALBUS-10398 - コード品質に関するいくつかの改善。

  • ALBUS-12240 - HPE SR932i-pコントローラに接続された一部のNVMe(例:Kioxia KCD6XLUL960G NVMe)の検出を改善。

主な新機能

  • BCC-4007 - BMP On-Premiseの登録機能

    • BMPアカウントにBMP On-Premiseを登録することができます。

  • BCC-4008 - BMP On-PremiseとBMPのデータ同期

    • BMPアカウントとの情報同期を可能にします。

    • 同期される情報はライセンス使用状況とレポート数、ユーザー数、ワークフロー数です。実際の消去レポートではありません。

  • BCC-3764 - LUNワークフローエディタ

    • Blancco LUN EraserのIBRをサポート。

    • BMPでLUNワークフローを作成可能です。

  • BCC-4187 - 稼働状況と信頼センターへのリンク

    • BMPの稼働状況を示すステータスページとBlancco信頼センター(セキュリティ文書等)へのリンクを追加しました。

  • BCC-4382 - IPv6サポート

    • IPv6での通信をサポート。

    • 消去クライアントソフトがBMPとの通信の際にIPv6を使用できるようになります(これはBlancco Drive Eraser等の各消去クライアントソフトの機能やバージョンに依存します)。

修正

  • BCC-4336 - 画面上で無効なパスワードを設定できてしまう

  • BCC-4087 - 移行ウィザードによるレポート転送が失敗する

  • BCC-4003 - 「レポートページ」において「作成日」による並べ替えの結果が正しくない

  • BCC-4100 - 「新しいエンタイトルメントを追加」ダイアログに「Blancco共通ライセンス」とアドオンのみが表示される

  • BCC-4125 - Blancco File EraserレポートをBMPにアップロードする際の「インデックスエラー」

  • BCC-4349 - BMPでレポートを削除できない

  • BCC-4359 - BMPからユーザーを削除できない

  • BCC-4537 - データ消去レポートをカスタムテンプレートを使ってエクスポートすることができない

修正

  • PHEN-13334 - iOSデバイスが信頼されていない状態でバッテリー最大容量検出設定がONの場合、充電フローが開始しない不具合。

  • PHEN-13228 - iPhoneを処理する際の「初期化」状態の時間が大幅に増加する不具合。