Blog from October, 2024

修正

  • PHEN-12734 - MacBook Pro(A2338、A2337)の消去中にBEADがクラッシュする

  • PHEN-12806 - ローカルのオンプレミスBMCにBEADを接続する時の認証の不具合

  • PHEN-12825 - バッテリーヘルス情報がレポートされない事象がランダムに発生する

  • PHEN-12857 - T2 Mini Macの検査時にBEADがクラッシュする

備考と既知の不具合

備考

  • 当バージョンは、Mac処理時に発生した安定性の問題の修正を主な目的としています。

既知の不具合

  • iPhoneiPadの検査処理の際、消去後に完全自動化オプションうまく機能しない既知の問題があります。ランダムに、プリが完全に起動したりしなかったりします。
  • インストール後のBEADの初回起動時には、3つの「Osascript」信頼クエリが表示されます。それらをすべて信頼してください。信頼の操作を行わずに制限時間に達した場合、BEADの起動は失敗します(MacOSの既定値は120秒)。失敗した場合、BEADを再起動して時間内に信頼の操作を行えば正常に起動します。
  • DFUヘルパーソリューションを使用してMacを自動的にDFUモードに設定した場合、UIツールチップが期待どおりに更新されず、DFUポートから処理ポートへの接続変更が促されないことがあります。ツールチップが更新されなかったとしても、MacがDFUモードになったらケーブルの接続先を変更すれば消去が開始するはずです。例外的に、MacBook Pro M3(A2918)というモデルは、消去中もDFUポートに接続する必要があります。
  • 消去処理中にUSBケーブルをMacから取り外すと消去が完了しません

 

20241215日にcloud.blancco.comービス (別名 Blancco Management Console Cloud, Blancco Cloud) を終了することをお知らせします。

  • サービス終了日 20241215
  • 移行要件 利用継続を希望する客様は終了日よりも前に、後継サービスであるBlancco Management Portal (BMP) 移行する必要があります。
  • 移行手順 詳しい手順は「Blancco Management Portalアップグレードウィザード」を参照してください。
  • データ転送 移行プロセス中に、最大1年分のレポートを転送できます。それよりも古いデータに関しては、要に応じて個別にバックアップしてください。
  • ポートの転送 1年以上前のレポートを転送する手順については、「Blancco CloudからBlancco Management Portalへのレポート転送」を参照してください。
  • Blancco製品のBMPへの接続方法 詳しい手順は「はじめに」ページを参照してください。

新機能:

  • LEE-4997 - Drive Eraserの起動互換性に関わるDELL BIOS設定の検出機能。

    • PreInstallはBIOSの「セキュアブート」(Secure Boot)と「Microsoft UEFI CA」の設定を調べ、BDEの起動を阻害するような要因があれば警告します。

  • LEE-5029 - インストールエラーの事前予測。

    • BIOSの「セキュアブート」(Secure Boot)と「Microsoft UEFI CA」の設定をインストール前に調べることが可能になりました。プリインストールしたBDEの起動を阻害するような要因があれば警告します。

ホットフィックス:

  • エンタイトルメントの作成失敗する
    • 10月1日に修正を行いました。
  • 第5階層のサブテナントの作成が失敗する
    • 10月8日に修正を行いました。

主な機能

  • PHEN-5670 - Appleデバイスのバッテリーに「著しく劣化」と表示されている場合に通知する(フェーズ1)
    • バッテリーの状態が良くない場合にはバッテリー警告のポップアップを表示します。
  • PHEN-9446 - 時間に基づく iOS ファームウェア ファイルの自動削除。
    • この機能は、BMDEシステム設定、ストレージクリーンアップで使用できます。
  • PHEN-12393、PHEN-12340 - Androidの消去方法を最適化して、デバイスの処理を高速化します。Androidの接続後の準備処理の改善(フェーズ2)を行いました。
  • PHEN-11951 - IMEI データベースでIMEIとIMEI2の両方を使用してレコードをスキャン
    • IMEI1と一致しない場合にIMEI2を用いてデータベースを検索します。
  • PHEN-12185 - コンパクトカードビューの動的フィールド(ヘッダーなど)に機種名のほか商品名も表示
    • Androidデバイスの詳細情報に商品名も加わります。
  • PHEN-10590 - 不完全なBMDE処理の表示または通知
    • デバイスが途中で切断された場合にユーザーに通知します。
  • PHEN-11100 - ハブマッピングのリストビューへの適用
    • デバイスカードのUIのスタイルを変更して改善を図りました。
  • PHEN-12439 - ラベル印刷用の汎用デバイスシリアルの長さを定義するオプション
    • 汎用デバイスのシリアルの長さを調整できます。
  • PHEN-12009 - IMEIデータベースの選択可能な検索アルゴリズム
    • 検索アルゴリズムの選択は、設定、入力&編集で行えます。
  • 検査アプリのメンテナンス - Appleデバイス向けのプロビジョニングプロファイルの有効期限はDiagアプリバージョン 4.15で2025年9月4日です。
  • SD-6060 - iOSバッテリー消耗テストの改善
    • エキスパートモードを指定した際は自動的に、トレーニングモードを指定した際は手動で開始します。
  • SD-6181 - 検査アプリの質問で複数選択をサポート
    • あらかじめ複数の回答選択肢を質問に設定しておき、実行時に選択できます。
  • SD-6071 - iOSバッテリー消耗テストの閾値超過時失敗
    • テストタイムアウト時間が経過する前の時点で事前設定された閾値を超えた場合には自動的にテストを終了し、結果を失敗として報告します。
  • SD-6228 - USBテストとUSBバッテリー充電テストのバックグラウンド実行(デバイスがUSB接続されている場合)
    • テスト実行時点でデバイスがUSB接続されている場合にはこれらテストをバックグラウンドで実行します。

バグ修正

  • PHEN-12498 - Androidの消去失敗(デバイスの管理者権限を取得できない)
  • PHEN-10860 - PARTS AUTHENTICATION(部品認証)を利用してもAppleデバイスの「PARTS AND SERVICE HISTORY」(部品と修理の履歴)の内容の幾つかを取得できない
  • PHEN-10360 - 「ライセンス確認中」の状態で停止する
  • PHEN-12553 - 数分後にAndroid SIM状態が突然変化する
  • PHEN-12456 - ラベル印刷中のテスト結果の変化が反映されない
  • PHEN-11399 - iOS 17.0.2のワークフローがApple iOS Erasureが成功した直後にハングする
  • PHEN-12530 - IMEIデータベース検索結果が「Not found」になる
  • PHEN-12299 - UUIDが重複する問題
  • PHEN-12648 - Knoxに登録されたSamsung A23 5Gに対してAndroid高速設定を使用すると、最初はロック有効と表示され、USBデバッグを有効にするとロック無効と表示される
  • PHEN-12638 - BMDEのイメージ検証機能エラー
  • PHEN-12719 - ATT Ness (U655AA) のイメージ検証機能エラー
  • PHEN-12748 - ATT SN509Aデバイスのイメージ検証機能エラー
  • PHEN-12508 - Google PixelのIMEIを取得できない
  • PHEN-12495 - XiaomiデバイスのWifi設定失敗
  • PHEN-11294 - iOSデバイスに機能テストが実行されない
  • PHEN-12483 - 定義済みの回答ドロップダウンが有効になっていると、処理中のデバイスの質問ポップアップがグリッドビューで重なる
  • PHEN-12619 - MDM状態の判定結果の誤り
  • PHEN-12792 - 非純正の部品がレポートされない: Apple iPhone 13
  • PHEN-12334 - レポートされたストレージの誤り
  • PHEN-12644 - BMDEがアプリをインストールできない
  • PHEN-12835 - Server MessageアクションのJSONペイロードの先頭に角括弧を使用できない
  • PHEN-12805 - BlanccoAppleデバイスAAデルをャプチャしないことがある
  • PHEN-11871 - ラベル印刷にServerValueを許可する
  • PHEN-12811 - Pico Neo 3: SMSまたはMMSデータの削除失敗
  • SD-6384 - BMDEアプリが自動テストを省略してしまう
  • SD-6221 - Crosscallデバイスで写真が反転する
  • SD-6260 - iOSの場合に振動テストが正しく機能しない
  • SD-6264 - カメラテスト中に検査アプリがクラッシュする
  • SD-6392 - 検査アプリ - 折り畳み型のデバイスの展開状態の画面テストが次へボタンを押しても成功にならない
  • SD-6276 - マイクテスト失敗(使用するステーションによって結果が異なる)
  • SD-6343 - 振動テストが機能せず、マイクテストが再実行される

備考

  • 当バージョンはiPhone 16シリーズデバイスの完全サポートと、Androidの初期化処理(USB接続後直後の準備処理のこと)とファクトリーリセットの速度向上を含みます。

  • 最新のiOSファームウェアの場合、検査アプリのインストール時の信頼を有効化するためにデバイスの再起動が発生します。これを回避するには、自動信頼または完全自動化のオプションを使用してください。

既知の不具合

  • 同じBMPアカウントを使用して異なるステーションでiOSセットアップを実行した場合、iOSペアリングレコードが正しく機能しません。よって再度信頼が求められます。
  • iOSのファクトリーリセットを実行すると、デバイスカードが要注意状態になることがあります。しかし、デバイスはユーザーの操作なしで正常な状態に戻ります。

  • 使用ファームウェアの削除時間の設定は、設定後にトレージリーンアップの画面を開くだけでセットされてしまいます。
  • 未使用ファームウェア自動削除した後クライアントステーションiOSデバイスのファームウェアのダウンロード行われないことがあります。この場合、ステーションを再起動してください。
  • 使用ファームウェアの画面通知に表示されないァイルもあります。
  • ADBが有効になっていないSamsungデバイスに対して質問と検査を含むワークフローを実行した場合、質問中にデバイスを取り外してから再接続すると検査が省略されて接続状態になることがあります。

主な新機能:

    BTK-137 - Blanccoアカウント認証情報の保存機能

        ログイン設定を保存することができます。

バグ修正:

    BTK-235 - USB Creator 4.0 がSandisk Ultra Dual Drive Luxe USB type Cとtype A 64GBを検出しない。


メンテナンスのため、下記日時にdownload.blancco.comを停止いたします。この時間帯にはBlancco製品やマニュアルのダウンロードリンクへのアクセスおよびBlancco Mobile Diagnostics & ErasureのOver-The-Air (OTA) アップデート機能は利用不可能となります。

実施日: 2024年10月14日
実施時間: 11:30~12:30 (2:30~3:30 UTC)


メンテナンス完了後は、以前の製品およびマニュアルのダウンロードリンクがリンク切れになる可能性があります。新しいリンクはBlancco Management Portalまたは Blancco Management Consoleの「サポート」タブから確認できます。

本件に関するサポートはこちらにご依頼ください  support@blancco.com

以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム


BDEバージョン7.13.0BMCバージョン5.19以下の組み合わせにおいて、問題が発見されました。

消去対象サーバに内蔵されているベースボード管理コントローラをBDEが検出した場合、BMCへのレポート送信失敗します条件に該当しないマシンの場合は問題はありません)

当問題は、BMCバージョン5.20以上で修正されています。問題が発生した場合は、BMCをバージョン5.20以上にアップグレードしてください。



新機能:

  • ALBUS-11598、ALBUS-11734、WFE-502 - IPMI検出とUIDライトの点滅
  • ALBUS-9181 - Dell BOSS-S1 RAIDコントローラのサポート
  • ALBUS-11891 - Dell PERC H750 RAIDコントローラーのサポート
  • ALBUS-11892 - HP Smart Array Gen9 P840 RAIDコントローラーのサポート
  • ALBUS-11617、MC-7439 - リモート制御中のBDEカスタムフィールド更新をBMCに送信
  • ALBUS-11616、ALBUST-1419 - SANエンドポイントデバイスを非表示または除外する機能
  • ALBUS-8848、ALBUST-1420、WFE-615 - 「NIST 800-88 Clear」に上書きかSecure Eraseを強制する機能
  • ALBUS-10599、ALBUST-1418、WFE-614 - CPUストレステスト
  • ALBUS-11820 - マザーボードテストの改善
  • ALBUS-11138 - 一部のワークフローダイアログボックスのテキストサイズカスタマイズ

バグ修正と改善:

  • ALBUS-11800 - IEEE消去規格実行途中のベリファイ処理を改善。
  • ALBUS-10457 - Hitachi DKR2H-H10RSSドライブの消去失敗を修正。
  • ALBUS-11762 - v7.12.0に比較して起動時間を短縮。
  • ALBUS-11969 - イーサネットケーブルを再接続した場合にネットワークに接続しない問題を修正。
  • ALBUS-11838 - フィンガープリントまたはブータブルアセットレポートが書き込まれたセクターにランダムデータが書き込まれるドライブの問題を修正。
  • ALBUS-11559 - Micron ATA SSDで「NIST 800-88 Clear」の消去に失敗する問題を修正。
  • ALBUS-11901 - ヘッドレスマシンでVNCを使用してBDEに接続する際の問題を修正。
  • ALBUS-11626 - ポインターデバイステスト:マウスの中央ボタンを押しても、テストの対応するボタンが緑色に変わらないリグレッションを修正。
  • ALBUS-11862 - TCGロックされた東芝のPX05SRQ192ドライブでPSIDリバートを実行する際の問題を修正。
  • ALBUS-11510 - ドライブレベルのワークフローで発生するポップアップが、対応するドライブを示していないことがある。
  • ALBUS-11763 - TP-Link TL-WN725N USB Wi-Fi NICのサポートを修正。
  • ALBUS-11819 - セッションの終了時にブロックSID認証を再度有効にする修正。
  • ALBUS-11643 - BMP接続用パスワードの特殊文字のサポート。
  • ALBUS-11843 - 「Write Same」コマンドの使用に関する修正。
  • ALBUS-11615 - BDEスクリーンセーバーでCtrl+Dを押すと最初のカスタムフィールドがクリアされる問題を修正。
  • ALBUS-11766 - Wi-Fi の「WEP」暗号化を廃止。
  • ALBUS-11954 - HP Smart Array Gen 9コントローラーに接続されたドライブで「NIST 800-88 Purge」消去が失敗する問題を修正。
  • ALBUS-11951 - 「Server Message」アクションの改善により、ペイロードフィールドを角括弧により開始、終了できるようになりました。
  • ALBUS-11918 - 「Server Message」アクションの改善により、レスポンスにNULL値が含まれていてもワークフローが中断されなくなりました。
  • ALBUS-11895 - Autopilot検出が明確な理由もなくUNKNOWNステータスを返す問題を修正。
  • ALBUS-11857 - Intel Core Ultraプロセッサを搭載したマシンでの起動の問題を修正。
  • ALBUS-11831 - OpenSSH CVE-2024-6387の脆弱性にパッチを適用。
  • ALBUS-11739 - 一部のリモート制御対象サーバーがBMCの画面に表示されない問題を修正。
  • ALBUS-11651 - 認証情報が正しくない場合に、Autopilot検出が1時間後にUNKNOWNステータスを返す問題を修正。
  • ALBUS-11640 - 消去再開の機能で誤ったタイムスタンプが報告される問題を修正。

新機能:

  • 設定可能なパスワードポリシー
    • 字、試行回数制限ど、望のスワードポリシーを設定可能になりました。
  • MacBookの要約PDFをサポート
  • ポートのスタムビューのクスポートとンポート
    • スタムビューを有可能になりました。
  • EメールパラメータによるActive Directory統合
    • AD期でールドレスをポートしました。
  • BDEモート制御時のBMCへのスタムィールド送信
    • イブ ッションのスタム ィールドの更新をポートしました。
  • モートライアントでのセッション経過時間アラート
  • Tomcatのバージョンを9.0.95更新

主な新機能:

  • Blancco共通ライセンス
    • バンドルに対応する新しいライセンスを導入しました。
    • これは様々なBlancco製品に対応します。
  • UIでの高度な検索。
    • フィルターロジックを同じ種類の複数のフィルタフィールド (シリアル番号、IMEI等) に対応させました。
  • パブリックAPIのIP検証。
    • BMPパブリックAPIの呼び出しを許可するためのIPアドレスホワイトリストを登録可能になりました。
  • ユーザーパスワードの変更。
    • BMPにログインした状態でパスワードを変更できるようになりました。
  • ユーザーに基づくレポートフィルター。
    • ユーザーを検索条件としてフィルタリング可能になりました。
  • 接続されたワークフロー。
    • すべてのワークフローページには、親ワークフローまたはサブワークフロー(言い換えると依存関係にあるワークフロー)の情報が表示されます。
  • ワークフローの更新情報。
    • 新しいワークフローエディターがリリースされた時にはユーザーに通知が表示されます。