Blog from December, 2024

主な機能

  • PHEN-13052 - ThunderBolt 3またはThunderBolt 4、USB 4のハブに接続したデバイスの並行処理速度向上。

    • これらのタイプのハブを使用すると、速度の向上が実感できるはずです。

  • PHEN-5299 - シートビューのソート機能。

    • シートビューの画面上でUSB IDによるソートが可能になりました。

  • PHEN-11830 - カスタムフィールドのUSB IDエイリアス化

    • USB IDのエイリアス名を設定することでUSBポートやデバイスの識別が容易になります。

  • PHEN-12481 - AppleデバイスのeSIMの状態と結果をBlanccoレポートに追加。

    • eSIM対応AppleデバイスのeSIMの状態をレポート可能になりました。

  • PHEN-12486 - iOSファームウェアのダウンロードを一時的に無効化するシステム設定。

    • BMDEネットワーク内でiOSファームウェアを配布するタイミングを決定できるようになりました。

  • PHEN-12282 - Samsungデバイスのサービスプロバイダーソフトウェアバージョン取得機能。

    • Samsungデバイスのサービスプロバイダーソフトウェアバージョンをレポート可能になりました。

  • PHEN-11018 - Androidパッケージのホワイトリストの共有機能。

    • システム設定でこの機能を利用できます。

  • PHEN-11973 - ワークフローのMDMチェック機能にAndroidのKnox EnrollmentとGoogle Zero-Touchのチェックを追加。

    • Androidの場合のMDMチェックはワークフローでのみ利用可能です。

  • PHEN-12175 - 査定パネルで「デフォルト」の解答を設定する。

    • より柔軟に設定可能になりました。

  • PHEN-12778 - Prologmobile MDM Check APIを利用するワークフローアクションを追加。

  • PHEN-12860 - ワークフローのサーバーメッセージでHTTPエラー発生時の再試行時間設定。

  • PHEN-12695 - 新しいデータ消去規格「IEEE 2883-2022」。

    • これはAppleデバイスに限り適用可能です。

以下はデバイス検査機能(Diagnosticsアプリケーション)の機能です。

  • Appleデバイス用検査アプリのプロビジョニングプロファイルの有効期限を2025年11月13日にしました。

  • SD-6462 - Appleデバイスのカメラコントロールボタンテスト。

    • iPhone 16シリーズに導入されたカメラコントロールボタンをテストします。

  • SD-5984 - Appleデバイスのアクションボタンテスト。

    • iPhone 15,16 Pro, Pro Maxに導入されたアクションボタンをテストします。

  • SD-6167 - Android用指紋テストの改良による自動スキャン。

    • スキャンのタイプはユーザーの好みに合わせて設定可能です。

  • SD-3201 - Samsungデバイス向けの上部スピーカーテストを追加。

  • SD-6344 - 音量キーテストで押されたボタンの視覚的な表示。

    • テスト中の画面に音量の上下ボタンが表示されます。

  • SD-6050 - Googleデベロッパーガイドラインに従ってAndroid Target SDK (34) を更新。

修正

  • PHEN-13006 - Blancco Management Console(Cloud) のサービスが終了したためデフォルト設定で通信ができない。

    • BMDEの初回設定時の一般設定において、Blancco CloudオプションをBlancco Management Portalに置換。

  • PHEN-10474 - Appleバッテリーの最大容量が取得できない。

  • PHEN-11489 - iPhone 14の消去が実際には完了しているにもかかわらず結果が失敗になる。

  • PHEN-12926 - バージョン5.5へのアップデート直後からAndroidの消去が失敗する。

  • PHEN-12975 - デバイスが切断された後もサーバーメッセージが継続して行われる。

  • PHEN-12958 - 診断ライセンスが理由なく消費される。

  • PHEN-12905 - ストレージ容量の検出の誤り。

  • PHEN-12911 - Samsung Galaxy Tabの消去が6%で停止しデフォルトのSMSアプリの選択待ちとなるがデバイスの画面にはダイアログが表示されない。

  • PHEN-12919 - AndroidデバイスがIMEIではなくシリアル番号を表示してしまう。

  • PHEN-13047 - Android Express SetupがMDMとして登録されます。

  • PHEN-12943 - SMSアプリが消去をブロックする。

  • PHEN-12965 - 検査アプリの結果がBMDEに送信されません。

  • PHEN-13028 - SAMSUNG Galaxyシリーズ(Note9など)でROM表示エラーが発生する。

  • PHEN-13043 - Samsungデバイスのストレージ容量の検出の誤り。

  • PHEN-13123 - XML - 最古のものの署名が有効になっている。

  • PHEN-11701 - バージョン5.1以降、Nothingフォンの消去に必要な時間が2倍以上に増加した。

  • PHEN-12203 - 検査ワークフローで再実行したテストの結果がレポートに反映されない。

  • PHEN-12762 - Kyocera KY-01Lの消去が「デバイス情報の取得に失敗しました」と表示されて失敗する。

  • PHEN-12878 - デュアルSIMデバイスで処理中にIMEIが欠落したり変化したりする。

  • PHEN-12915 - バージョン5.5でKyocera KYF39のIMEIを取得できない。

  • PHEN-12988 - iPad 7th Genのモデル名が誤っている。

  • PHEN-12912 - Cricket Pawnee(U572AC)に対する最新のイメージ検証処理が100%失敗する。

  • PHEN-12925 - Cricket Perkins(SN509C)の失敗。

  • PHEN-13044 - ユーザーがデバイスの設定アプリからBlanccoアプリを信頼した場合、ホスト画面上では検査処理が失敗と表示される(iOSバージョン18.1に特有の症状)。

  • PHEN-13031 - Samsungデバイスの場合にAndroidアプリが直接インストールされず、ユーザーがファイルマネージャーのダウンロードフォルダからapkをインストールしなければならない。

  • SD-6424, SD-6527 - 診断アプリのインストールがGoogle Play Protectによって「安全でないアプリ」としてブロックされる。

  • SD-6541 - iPad Pro 11インチ(M4)でFACE IDのテストができない。

注意事項

  • iOS消去処理の品質向上を実施しました。

  • EULAをバージョン4.0に更新しました。

  • デフォルト設定において、USB IDによるソートはすべての消去ビューで有効になっています。

  • Android用の検査アプリをターゲットバージョン34にアップグレードした場合、Wi-FiやBluetoothが無効状態だと検査フローが進まない事象が起きます。進めるためには手動で有効化してください。この事象は、Wi-FiとBluetoothそれぞれについてAndroid OS 10以上と13以上で発生します。

既知の不具合

  • パスコードロック状態のiOSデバイスに対しては検査アプリは実行されません(リセットができないとAppleプロファイルのインストールもできないため)。

  • 検査ワークフローにおいて再実行されたテストの結果はレポートされません。最初からやり直す必要があります。

  • Android OSバージョン10未満のデバイス(例:VodafoneやHuawei)の場合、不正確なディスク容量(メモリ容量)がレポートされることがあります。

  • iPhone XS Maxは、シャットダウン状態から起動すると「再接続」モードになることがあります。この場合、USBケーブルの再接続を行うことで正しく「接続」済みモードに移行します。

  • S24(ADB有効でない場合)の場合、手動でホーム画面に設定するとスマートリセットおよびADBなしのファクトリーリセットは失敗します。これは、自動ブロッカーが有効になっているためです。ユーザーがデバイス設定から自動ブロッカーを無効に変更してあげれば、消去を実行できます。

主な機能:

  • BTK-256 - 簡体字中国語

    • 中国語圏のお客様に対するアクセシビリティ向上のため中国語をサポートしました。

  • BTK-225 - ライセンス履歴の改善

    • Blancco USB Creatorでライセンスを消費した場合にBlancco Management ConsoleやBlancco Management Portalのライセンス履歴に記録される情報を増やしました。

機能:

  • レポートの改善

    • レポート手動作成、CSVレポートエクスポート時の条件演算子、ヘッダー、人間向けの値への変換をサポート。

  • パブリックAPI, レポートのインポート

    • APIによるレポートのインポート機能。

  • パブリックAPI, ユーザー作成の改善

    • APIを使用してパスワードを設定可能。

  • ワークフローテンプレート

    • CSVエクスポート可能なライセンス履歴レコード数を1万行から10万行に増やしました。

  • BEAD製品

    • PDF要約レポートがBEADに対応しました。

  • BMS機能

    • BMSでのアウトレット名レポート。

    • モバイルクライアント向けの情報検証サービス。

修正:

  • BCC-4145: BMPのSAML構成問題。

  • BCC-4061: BMPでレポートが表示されない。

  • BCC-4047: ワークフローを削除できない。

  • BCC-4012: CSV形式でライセンス履歴をエクスポートした後のプール名列データの不一致。

  • BCC-3878: EliteBook x360 830 G7で自動操縦ステータスが利用不可として返される。

  • BCC-3761: ユーザーにライセンスプールを割り当てる際に表示されるライセンスプールのリストが不完全。

  • BCC-3760: 全ライセンスプール画面で検索ボックスが誤った結果を返す。

  • BCC-3973: サブテナンシーの5レベル目でテナント作成が失敗。

  • BCC-3882: Blancco Management Portalに更新後、エンタイトルメントを作成できない。

  • BCC-3807: ライセンスプールの変更を保存するための保存ボタンが管理者ユーザーに対してグレーアウトしてしまう。

新機能:

  • レポートの署名欄: 署名の画像をBMCにアップロードし、すべてのレポートに表示できます。

  • IPv6のサポート: BMCをIPv6で動作するように設定可能になりました。

  • 管理者ユーザーのブルートフォース防止: 管理者ユーザーに対してもブルートフォース防止のポリシーを適用可能になりました。

修正とセキュリティアップデート:

  • MC-7648: バージョン5.20.0により発生したデッドロックトランザクションによるタイムアウトの不具合。

  • MC-7437: API経由でのレポートエクスポートの断続的な失敗。

  • MC-7555: CVE-2024-22243の脆弱性。

  • MC-7611: Spring Frameworkの脆弱性。

  • MC-7497: HTTPヘッダー内の安全でないディレクティブ。

新機能:

  • ALBUS-11996 - 「セキュアブート」のサポート

  • ALBUS-11713, WFE-683 - IPMIサーバー設定の工場出荷時リセット機能

  • ALBUS-11803, ALBUST-1486, WFE-710 - ファームウェアベース消去コマンドの設定

  • ALBUS-11817 - 「IEEE 2883-2022 Purge」標準におけるレガシーNVMeのサポート

  • ALBUS-11423 - Dell PERC H965iコントローラのサポート

  • ALBUS-11809 - Broadcom/LSI SAS 3324(LSI 9305-16i/24i)コントローラのサポート

  • ALBUS-11998, WFE-708 - IBR: 「バッテリー充電」アクション

  • ALBUS-7737 - ハードウェアテスト: 「利用不可」ステータス

バグ修正と改善:

  • ALBUS-12048 - プロキシが設定されている場合にワークフロー「サーバーメッセージ」でAPIが機能しない問題の修正。
    ALBUS-11836, ALBUS-12148, ALBUS-12170, ALBUS-12178 - シャットダウン中にソフトウェアがフリーズする問題の修正。
    ALBUS-11733 - 24 Bayアプライアンス(E2400)でドライブ番号が正しく表示されない問題の修正。
    ALBUS-12169 - ネットワークテストの修正: このテストは「必須」に設定されていて、テスト対象のイーサネットアダプターにネットワークケーブルが接続されていない場合、自動的に失敗するようになります。
    ALBUS-12130 - 無線設定が不完全な場合、有線ネットワーク接続が機能しない問題の修正。
    ALBUS-12118 - 消去前にSCSIドライブがサポートされている機能を報告しない問題の修正。
    ALBUS-12032 - 「バッテリー放電」テストで、設定されたテスト閾値がテスト実行中に誤った位置に配置される問題の修正。
    ALBUS-12023 - Chromebookの「CPUテスト」を「CPU基本テスト」に改名。
    ALBUS-12022 - Fibocom L830-EB LTEモジュールの検出の修正。これによりこのモジュールを搭載したマシンで「SIMカードの存在テスト」を実行可能になります。
    ALBUS-11877 - イーサネットアダプターIntel I219-LM [8086:15fb]およびI219-V [8086:15fc]のサポートの修正。
    ALBUS-11873 - カスタムフィールドをタブキーで移動する際に最初のカスタムフィールドに戻らない問題の修正。
    ALBUS-11866 - BDEがUSBブートされた場合に永続的ソフトウェアの検出が機能しない問題の修正(PXEブートでは機能していた)。
    ALBUS-11799 - 「NIST 800-88 Purge」の消去速度の向上。
    ALBUS-12181 - ドライブにGPTリカバリパーティションが検出された場合、一貫して「リカバリ」ラベルが表示されます。
    ALBUS-12050, ALBUS-12051 - オートパイロットの「誤検知」ステータスに関するいくつかの問題の解決。
    ALBUS-11975 - 消去の再開が失敗する問題の修正。
    ALBUS-11816 - 接続されたUSBデバイスに関するレポートの一貫性を向上。
    ALBUS-11459 - テスト対象のコンポーネントが検出されない場合または利用できない場合にハードウェアテストの「必須」を解除できるバグの修正。
    ALBUST-1496 - CT - Windows用のCTのデジタル署名を再追加。
    ALBUST-1468 - CT - テキストフィールドに日本語または中国語または韓国語の文字を入力する際、Enterキーを押さないと文字が無視される問題の修正。
    ALBUST-1464 - CT - 「カスタムフィールドフォームプレビュー」でメインの「カスタムフィールド」タブからエラーメッセージが表示される問題の修正。
    ALBUST-1442 - CT - アプリケーションが画面に収まらない場合、CT画面の位置がランダムになる問題の修正。
    ALBUST-1483 - CT - イメージが再度読み込まれたときに閾値が0より大きい場合、「数が多い場合は消去失敗」設定が有効になるバグの修正。
    ALBUST-1430 - CT - タブキーを使用しているときにページが自動的にスクロールダウンしない問題の修正。
    ALBUST-1489 - CT - CTの表示言語を変更すると、他の設定値(無線暗号化、プロセス)も変更される問題の修正。

2024年12月13日 11時

現在、断続的な接続の問題が確認されており、解決に取り組んでいます。

ご利用のお客様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません。

最新の情報は当ページに随時お知らせいたします。

2024年12月13日 14時

障害が復旧いたしました。引き続き状況の監視と原因の調査を実施いたします。

2024年12月13日 18時

不具合概要: 断続的なBMPログイン障害 [400 – ‘TooManyRequestsException’] が発生しました。

日付: 2024年12月13日

時間: 00:35(UTC)~04:01(UTC)

根本原因: AWSサービスのCognito(認証、認可およびユーザー管理の処理)がAWSの変更により機能不全に陥りました。詳細な説明は、AWSが公開している以下のリンクに記載されています。

https://health.aws.amazon.com/health/status

解決策: 04:01(UTC)に、障害の復旧がAWSサポートにより確認されました。また、Blanccoのサービス利用者からの報告でも確認されました。

当障害によりご不便をおかけして申し訳ありません。現在、AWSと今後の是正措置について緊密に連携しております。最新の情報は当ページでお知らせいたします。

Blancco Cloud (Blancco Management Console) は2024年12月15日にサービス終了となります。サービス終了プロセスの一環として、2024年12月15日以降、ユーザーのアクセスが無効化されます。

ユーザーアクセスの無効化により、システムへのログイン、ライセンスの消費、レポートのインポートおよびエクスポートができなくなります。

以前の「cloud.blancco.com」サービス終了のお知らせの発表に記載されているように、今後も同等サービスを利用頂くためには「Blancco Management Portal」への完全な移行が必要です。

Blancco Cloudをまだご利用中であるにもかかわらずアカウントが無効化された場合は、Blancco Management Portalへの移行を完了して頂くためBlancco Technical Supportに速やかにご相談ください。

Blancco Cloudは2024年12月に無効になります。これに関連して、BEAD 5.4.3からは”Location”(場所)という新しいドロップダウンが表示され、Blancco Management Portalまたは独自のポータルを選択できます。

主な機能:

  • PHEN-12989 - 2024年11月発売の新しいApple Macのモデルをサポート

修正:

  • PHEN-12822 - BEAD v5.4でのWi-Fiテスト失敗

    PHEN-12962 - iOS 18.1のイメージ検証失敗

  • PHEN-13002 - 最近のMacOSでXMLコンバータが機能しない

  • PHEN-13006 - 近日中のBlancco Management Console (Cloud)サービス終了に対応するためのデフォルト設定の仕様変更

  • PHEN-13060 - BEAD: 独自BMP設定に関する複数の不具合

  • PHEN-13063 - BEAD: パッシブWi-Fiスキャン失敗

  • PHEN-13083 - BEAD: 履歴クリア失敗