Blancco WinEraser 10.8.0 リリースノート
Blancco WinEraser概要
Windows環境で動作するエンドポイントデバイス向けに設計されており、既存のハードウェアとスムーズに統合が可能です。Secure Boot機能を維持することで、リモートおよびオンサイトの両方の従業員向けのデータ消去を効率的に行えます。
主な利点
シームレスなセキュリティコンプライアンス – WinPEで実行され、BIOS/UEFIの変更を必要とせずにSecure BootおよびSecured-core PCの互換性を確保します。
自動化およびスケーラブルな消去 – Microsoft Intuneと統合し、ポリシーベースの自動化により、リモートまたはローカルでの大規模な消去を可能にします。
認定済み、監査対応のデータ消去 – 20以上のグローバルな消去標準(例:NIST 800-88、IEEE 2883)に準拠し、規制遵守のための改ざん検出機能をもつデータ消去証明書を提供します。
最適化された資産レポート – ServiceNowなどのITSM/ITAMソリューションとシームレスに統合し、デバイス廃棄のレポーティング作業を効率化化します。
ITワークフローの自動化(IBR統合) – 自動化されたワークフローを必要とする組織は、Intelligent Business Routing(IBR)を活用して資産処理およびデバイス消去ワークフローを効率化できます。
ARMベースのエンドポイントデバイスをサポート。
主な新機能
WD-378 - WinPEのソース選択
Windows Recovery Environment (WinRE) または Windows Assessment and Deployment Kit (Window ADK) を使用してイメージを構築できます。
WD-381 - 追加ドライバーのアップロード
ターゲットハードウェアをサポートするために必要な追加ドライバーをアップロード可能です。
WD-436 - WinPEの作成
WIMファイルまたはISOファイルへの出力をサポートします。さらに、イメージをUSBフラッシュドライブに直接保存することも可能です。
WD-420 - WinEraserの設定
Blancco Management Portalの認証情報を埋め込んで、起動時にツールを自動的に開始します。
WD-538 - IBR - ワークフローエディターバージョン7.11.0のサポート
ワークフローエディターのバージョン7.11.0をサポートしました。
WD-645 - IEEE 2883-2022消去規格のサポート
エンタープライズ顧客向けにデータセキュリティと保護を強化するために、IEEE 2883-2022消去22規を格加しました。
WD-747 - EVEライセンスをサポート
Blancco WinEraserはEVEライセンスを使って消去を開始できます。
WD-804 - 不具合レポートの送信
不具合レポートを送信および保存する機能。
WD-726 - 520バイトセクターのドライブの上書きサポート
520バイトセクターを使用するSCSIドライブをサポート。
WD-568 - Wi-Fiパッシブスキャン
プラットフォームネットワーク機能を使用してクロスプラットフォーム機能をサポートするようにWi-Fiパッシブテストを更新しました。
WD-102 - Windows ARM64のサポート
ARM 64デバイスのサポート。