Drive Eraserによるデータ消去後にApple SSDが検出されない

Drive Eraserによるデータ消去後にApple SSDが検出されない

作成日

更新日

影響を受けるバージョン

修正バージョン

作成日

更新日

影響を受けるバージョン

修正バージョン

Nov 11, 2019 

Feb 28, 2020 

Drive Eraser 全て

N/A

問題事象

AppleブランドのSSDがデータ消去後に使用できない状態になる。該当するSSDは「SMxxxxF」という機種名をもち、「xxxx」の部分は容量に対応します。

この事象が発生したディスクモデルとディスクファームウェアバージョンの組み合わせは次の通りです。

ディスクモデル:

  • APPLE SSD SM1024F

  • APPLE SSD SM0512F

  • APPLE SSD SM0256F

  • APPLE SSD SM0128F

ファームウェアバージョン:

  • UXM6JA1Q

  • UXM2JA1Q

  • UXM2EA1Q

以下の表に問題が発生するシステムモデルの一部を示します。掲載されていないモデルでも発生する可能性があることに注意してください。

ディスクモデル

システムメーカー

システムモデル

ディスクファームウェアバージョン

ディスクモデル

システムメーカー

システムモデル

ディスクファームウェアバージョン

APPLE SSD SM0256F

Apple Inc.

MacBookAir6,1

UXM2JA1Q

APPLE SSD SM0512F

Apple Inc.

MacBookAir7,2

UXM2JA1Q

APPLE SSD SM0256F

Apple Inc.

MacBookPro11,1

UXM2JA1Q

APPLE SSD SM0512F

Apple Inc.

MacBookPro11,2

UXM2JA1Q

APPLE SSD SM1024F

Apple Inc.

MacBookPro11,3

UXM6JA1Q

APPLE SSD SM0512F

Apple Inc.

MacBookPro12,1

UXM2JA1Q

APPLE SSD SM1024F

Apple Inc.

iMac14,2

N/A

原因

該当するSSDの非標準的なファームウェアが原因です。ファームウェアベースのコマンドである「Secure Erase」と「Enhanced Secure Erase」を適切に実行されないため、コマンドの後に検出されなくなってしまいます。

解決策

この問題の発生を防ぐためにはSecure EraseとEnhanced Secure Eraseを使用しない消去設定をお勧めします。

Drive EraserのNIST 800-88 PurgeからNIST 800-88 Clearへの自動フォールバック機能を利用している場合も、ファームウェアベースのコマンド「Secure Erase」がNIST 800-88 Clearの最中に実行されて当事象が発生します。

この場合、ファームウェアベースのコマンドを使わない消去規格(Aperiodic Random Overwrite等)を指定することを推奨します。