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Blancco Mobile Diagnostics and Erasure 4.10.0 リリースノート

Blancco Mobile Diagnostics and Erasure 4.10.0 リリースノート

BMDEバージョン4.9以下のApple Provisioning Profileが2月21日月曜から22日火曜の間に失効します。したがって、Appleデバイスに対して当ソフトウェアの検査アプリケーションをご利用のお客様は、2月21日中にはBMDEバージョン4.10へのアップデートを行ってください。アップデートを行わない場合、検査アプリケーションが動作しなくなります。



新機能:

  • PHEN-7349, PHEN-7472 - Androidの高速セットアップ機能。当ソフトウェアが生成するQRコードまたは書き込み可能なNFCタグを利用し、USBデバッグ有効化(ADB有効化)の作業の一部を自動化できます。すべてのAndroidデバイスが両方の手法に対応しているとは限らないため、機種ごとに適した手法を使用してください。当機能の詳細はユーザーマニュアルをご参照ください。

  • PHEN-6939 - バージョンXML機能の改善、同期サーバーファームウェアダウンロード設定の改善。当バージョンより、クライアントマシンと共有するiOSファームウェアバージョンの選択肢が増えました(最新バージョン、Blancco検証済みバージョン、署名可能な最古のバージョン)。ファームウェア関連の情報がより多く画面に表示されるとともに、各クライアントが受信しているバージョンも確認可能です。

  • PHEN-6850 - シートビューでの入力フィールドの改善。カスタムフィールドへの入力時にカーソルの動きがより規則的になるよう改善。

  • PHEN-7606 - 処理中と処理後にインストールされるiOSバージョンを画面に表示。

  • PHEN-7576 - 最新のバッテリー充電率を画面に表示。

※以下は検査機能の新機能ですが「Latest」バージョンのみが対象で「Legacy」バージョンは対象外です。

  • PHEN-7500 - 設定項目の名称「省略または強制終了不可能」を「エキスパートモード」に変更。

  • SD-4689 - 効率化を目的としてエキスパートモードでの説明文表示を省略。

  • SD-4154 - 日本語と中国語、フランス語へのローカライズ。

  • SD-4603 - 鏡を利用するスクリーン損傷テストの改善。

  • SD-4665 - スクリーン損傷テストのヒートマップ表示機能。

  • SD-4681 - オートフォーカステスト(iOSとAndroid)。

  • SD-4682 - ユーザー操作に基づく前面カメラテスト(iOSとAndroid)。

  • SD-4683 - ユーザー操作に基づく背面カメラテスト(iOSとAndroid)

  • SD-4703 - ストレステスト改善。新規の負荷として動画撮影処理を追加。

  • SD-4723 - 手動での前面および背面カメラテスト(iOS)。

  • SD-4733, SD-4734 - 別のテストタイプへ進む際の「次へ」ボタンへの依存を廃止。

  • SD-4755 - レポートページへのテスト失敗理由表示。

  • SD-4776 - マルチカメラテストの改善(iOS)。

  • SD-4819 - 音声ファイルのランダム再生を削除。デフォルトの単一のファイルを用いる方式。

  • SD-4842, SD-4843 - スピーカーマイクテストのロジック改善。

  • SD-4745 - 手動での前面および背面ビデオテスト(iOSとAndroid)。





バグ修正:

  • PHEN-7892 - デバイス情報の誤り。

  • PHEN-7852 - NIST-PurgeのiPadでの失敗。

  • PHEN-7875 - Galaxy S21 接続不具合。

  • PHEN-7972 - iPhone XR(小さいパッケージ版)の機種名が不完全。

  • PHEN-8045 - HMGのiPhone 11以での失敗。

  • PHEN-7577 - BMDE 4.9でデータ消去を実行しない場合にGoogle Pixelのディスク容量が null となる。

  • PHEN-7586 - Wiko Harry2 消去処理がフリーズ。

  • PHEN-7615 - BMDE 4.9でUlefone Armor_X Androidのデータ消去が89%で停止。

  • PHEN-7630 - Asus zenpad P01Zのファクトリーリセットが失敗。

  • PHEN-7664 - BMDE 4.9でEpson Moverio BT-300が認識されない。

  • PHEN-7701 - ブラックリストチェック処理の応答が無い。

  • PHEN-7702 - BMDE 4.9でデバイスカスタムフィールドの入力ウィンドウが現れない。

  • PHEN-7740 - ワークフローで検査とiOSセットアップの両アクションが同時に実行されてしまう。

  • PHEN-7770 - iPhoneアクティベーションが時々失敗する。

  • PHEN-7525 - BMDE 4.9でAndroidデバイスが接続状態にならない。

  • PHEN-7505 - BMDE 4.9で第6世代iPadが全部消去失敗となる。

  • PHEN-4232 - 富士通arrows M02,M03: レポートされるシリアル番号が実際のものと異なる。

  • PHEN-4470 - MiBOXsとDJI Smart Controller RM500が処理できない(4.0.2では機能するが4.1.0では機能しない)。

  • PHEN-5402 - ZTE A2020Gの消去失敗。

  • PHEN-5960 - OUKITEL WP5 PROとC19の消去が8%で停止。

  • PHEN-6303 - iPhone 5がiPhone 4sとレポートされる。

  • PHEN-6777 - IMEIがレポートされない(XPERIA 1 IIとXPERIA 8)。

  • PHEN-6954 - iOSセットアップアクションで言語に応じた地域が設定されない。

  • PHEN-7142 - LG K8/10/11の消去失敗。

  • PHEN-7341 - Android Alcatel 1 のファクトリーリセット失敗。

  • PHEN-7550 - バッテリー劣化割合が99%とレポートされる。

  • PHEN-7551 - 内部ログファイルに出力するファイル名の制限が無い。

  • SD-4763 - iOSバージョン15.0.1で音量キーテストがiPhone 11 Pro等の機種で正常に動作しない。

  • SD-4792 - 直前に近接センサーテストを実行した場合にスクリーンロックキーテストが正常に動作しない。

  • SD-4831 - iOSデバイスでアシストテストがクラッシュする。

  • SD-4753 - Redmi 8a DualとRedmi note 7のネットワークテストが実行できない。

  • SD-4775 - iOSバージョン15でLegacy版検査アプリの音量キーテストがクラッシュする。

  • SD-4801 - テスト順序を指定するとRedmi Note 5のコンパステストが失敗となる。

  • SD-4808 - iOSデバイスで検査アプリが閉じてしまう。



既知の不具合:

  • iOSファームウェア名の表示が不安定(システム設定のストレージ画面)。

  • 同期サーバーにおいて自動ログインが有効な場合、再起動後にVersion.xmlダウンロードのエラーが表示される。

    • 次のリリースで修正予定。

  • バージョンXML関連機能の改善と同時に同期サーバーの自動ファームウェアダウンロードにも修正が入っています。よって同期サーバーの当バージョンへのアップデートを推奨します。

  • ポップアップウィンドウの見直しの影響で、複数デバイスを同時接続した場合のポップアップがリストビューで他のデバイスのアイコンを隠してしまう現象が生じることがあります。

  • シートビューでのポップアップの表示を制御する設定項目も追加されています。

    • ポップアップを常時表示するかまたはマウスポインタを合わせた時だけ表示するか設定可能です。

  • ワークフロー実行中の質問またはデータエントリーへの入力中に、ビュー変更操作は行わないでください。選択済みまたは入力済みのドロップダウンリストやデータエントリーの内容がリセットされてしまいます。

  • QRコードによるADB有効化を行った場合、一部のAndroidデバイスがAperiodic Overwrite実行中にスリープモード入る可能性があります。

    • 当社テストでは「Oppo RX17」で確認されました。この機種に関しては、手動でセットアップウィザードを完了するようユーザーに指示を表示します。

    • その際、セットアップウィザードがクラッシュする可能性があります。クラッシュした場合は強制的に再起動するとセットアップウィザードがまた始まります。

  • Google PixelシリーズのPixel 3とPixel 6、Samsung Galaxy S20はAndroid OSバージョン12の場合にQRコードによるADB有効化が行えません。

    • Pixel向けの修正は検証済みですが当バージョンには含まれず次回リリース予定です。

  • 一部のAndroid、主に中国メーカーの機種に関しては、ADB自動有効化の後にUSB接続モードの「充電のみ」から「転送(トランスファー)」への手動変更が必要です。

    • ADB有効化アプリがデバイスの画面に手動変更が必要な旨を通知します。

  • 当バージョンはiOS機能テストに限定して「検査ワークフロー」機能をサポートします。

    • Androidでは利用できません。

  • iPhone 5とiPhone 6等の旧世代機種は検査ワークフローのWi-Fiテストのサポート対象外です。

    • 次のリリースで修正する可能性があります。

  • 検査ワークフローにおいて、応答が何もセットされていない質問は実行時に省略されますが、「応答をレポートに表示」をオンにした場合は検査結果セクションに表示されます。

  • 検査ワークフロー利用時の、シートビューにおける機能テスト状態フィールドの改善とリソースのチェック機能は次のリリースで追加予定。

  • 同期サーバー設定と検査ワークフロー機能のローカライズの不具合は次のリリースで修正予定。

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