Windows更新プログラムを実行した後、Blancco Management Consoleのサービスが開始されない
作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
|
| Blancco Management Console - 全バージョン | N/A |
問題事象
Windows 10環境にWindows更新プログラムを実行/インストールした後、Management Consoleのサービスが正常に開始されません。
「Start Blancco Management Console」ショートカットを使用してBMCサービスを開始しようとしても機能せず、エラー「Service BMC NOT started」が返されます。また、Windowsのサービスメニューから「BMC」サービスが消えます。
原因
Windowsアップデートを実行すると、Blancco Management Consoleのサービスが削除される可能性があります。
これはすべてのWindows10オペレーティングシステムで発生することがわかっています。特に、メジャーアップデートがインストールされる場合に発生します。
これまで、下記のWindowsアップデートの適用後に問題事象が確認されました。
KB番号 | 名前 |
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KB4577041 | Fall Creators Update (1709) |
KB4557957 | Feature update to Windows 10, version 2004 |
解決策
問題が起きたシステムで「Create-BMC-service」バッチファイルを実行することで、サービスを復元できます。バッチファイルは次のリンクからダウンロードできます:
デフォルトでは、スクリプトはBMCのデフォルトのインストールディレクトリ (C:\Program Files\Blancco\Blancco Management Console) を指定しています。BMCが別の場所にインストールされている場合は、テキストエディタでbatファイルを編集して、スクリプトのインストールパスを変更する必要があります。インストールディレクトリは、「installpath」変数に指定します。
SET installpath=[BMCインストールディレクトリへのフルパス]
インストールディレクトリが正しく設定されていることを確認した後、バッチファイルを実行すると、サービスが再作成されます。Windowsのサービスメニューに表示され、ユーザーがBMCサービスを正しく開始できるようになります。