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Management Consoleのメモリ割り当ての変更方法
Management Consoleのメモリ割り当ての変更方法
作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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| Management Console - 全バージョン | N/A |
説明
組み込みデータベースのオプションでBlancco Management Consoleを使用している環境では、アプリケーションの最大メモリ割り当て量を増やす必要がある場合があります。デフォルトでは、Management Consoleには2GBのメモリが割り当てられますが、組み込みデータベースオプションを使用すると、この制限に達してしまうことがあるためです。
組み込みデータベースがサポートしているレポート数は約5,000個までです。それ以上のレポートがシステムに存在すると、次のような問題が発生する可能性があります:
- Management Consoleのサービスが開始されない
- ソフトウェアの応答が全般的に悪く遅い
- 大量のレポートのエクスポートに失敗する
Blancco Management Consoleのmain.logファイルには「メモリー不足 (running out of memory)」エラーのログが出力されます。以下はこのエラーの出力例です:
... Caused by: org.hsqldb.HsqlException: java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space ...
より多くのメモリをアプリケーションに割り当てることで一時的に動作は改善されますが、上記の問題に対する最適な解決方法は、専用のデータベースを利用する環境にManagement Consoleをインストールして移行することです。
手順
Management Consoleの最大許容メモリ量を増やすには、以下の手順に従います:
- BMCのサービスを停止
- 「[Installationpath]\servicewrapper\yajsw\conf\」フォルダにある「wrapper.conf」ファイルを開きます。
以下のパラメーターのメモリの値 (デフォルトでは2048MB) を変更します:
wrapper.java.additional.1.5 = -Xms2048m wrapper.java.additional.1.6 = -Xmx2048m
たとえば、2048から4096に変更すると、割り当てられるメモリ量は2GBから4GBに増加します。
- 変更内容を保存します。
- BMCのサービスを開始します。
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