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OppoとRealmeデバイスの消去開始後ただちに「要注意」表示で止まる
OppoとRealmeデバイスの消去開始後ただちに「要注意」表示で止まる
作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
| Mobile Diagnostics and Erasure - 全バージョン | N/A |
問題事象
Blancco Mobile Diagnostic & Erasureで消去を開始するとすぐ「要注意」状態に変わって先に進まなくなる。この時、マウスを「要注意」に重ねるとツールチップに「消去を続けるには手動でファクトリーリセットを実行してください」と表示される。OPPOとRealmeブランドの全機種が同じ症状になる。
原因
BMDEがサポートする消去規格を満たすための必須の手順の一つにファクトリーリセットがあります。ファクトリーリセットによってすべてのファイルと設定が削除されるのを期待して、通常はBMDEホストマシンが消去対象デバイスのリセットを自動的に開始します。このリセットはホストからデバイスにコマンドを送って実現しています。
OppoおよびRealmeデバイスの場合は、ファクトリーリセットを手動で実行した時はすべて削除されるのに対し、コマンドで自動実行した時には一部情報が残ることが判明しました。
そのため、セキュリティの強化を目的に、ファクトリーリセットの手動実行を必須にすることを2021年7月に決定しました。それ以後、OppoおよびRealmeデバイスの場合にユーザーはファクトリーリセットを手動で行うよう要求されます。
解決策
スマートフォンの「設定」アプリを開き、「その他の設定」>「バックアップおよびリセット」>「データの初期化」へ進んで「すべてのデータを消去」または「すべてのコンテンツと設定を消去」を行ってください。
そうすると「要注意」の表示は消えて消去処理が進みます。
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