スマートウォッチ用ワークフローの設定方法
作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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Jul 11, 2025 | Mobile Diagnostics and Erasure - 5.8 | N/A |
説明
スマートウォッチを処理するためのBlancco Mobile Diagnostic and Erasureソフトウェア内ワークフロー設定手順は次の通りです。
手順の説明
Blancco Mobile Diagnostic and Erasureソフトウェアの設定からデバイスメニューにアクセスします。デバイスメニューで「カスタムを作成」をクリックします。
ワークフローエディターウィンドウが開きます。この例では最初に検査、次に消去を実行するワークフローを作成します。各ステップの結果を1レポートに記録できるため、この順序が推奨です。
最初にエディターウィンドウの左側にあるリストから「検査実行」ワークフローアクションを追加します。「検査実行」を追加後、実行対象をWatchに変更します。
実行対象を設定後、次に「検査実行」アクションで開始する検査ワークフローを指定します。「検査実行」アクションを選択し、「検査フローを選択」ドロップダウンから希望のワークフローを選択します。
検査ワークフローを指定後、次に実行するアクションを追加します。今回の場合、検査成功後のアクションはWatchの消去です。「消去」アクションを追加後、消去規格を指定します。Apple Watchの場合、消去規格Apple Erasureがサポートされています。これによりWatchのファクトリーリセットが実行されます。Android Watchの場合、次の消去規格がサポートされています: Factory Reset (推奨) 、NIST 800-88、IEEE 2883-2022 (Clear および Purge) 、BSI-GSK。次の例では、Apple ErasureおよびFactory Resetが選択されています。
この例では、ワークフロー構成はシンプルです。消去規格を指定後、「検査実行」の失敗パス、「消去」アクションの成功と失敗パスに「ファイナライズ」アクションを追加してワークフローは完了です。
ワークフロー作成の最後に、ワークフロー名を変更します。今回の場合「Watch処理」です。「保存して終了」をクリックし、設定メニューに戻ります。
ワークフローエディターを閉じると、新しく作成したワークフローがデフォルトのプロセスとして選択されていることを確認できます。
*Android Watchを NIST 800-88、IEEE 2883-2022、または BSI-GSK で消去する場合、次のステップが実行されます。これらの消去規格を使用した場合、消去プロセス完了後のウォッチはセットアップ済みの状態です。そのため、必要に応じて手動でファクトリーリセットする必要があります。
NIST 800-88 Purge および IEEE 2883-2022 Purge: ファクトリーリセット > デバイスセットアップ > ユーザーアドレス可能領域を上書き > ファクトリーリセット > デバイスセットアップ > ファクトリーリセットをベリファイ
NIST 800-88 Clear、IEEE 2883-2022 Clear および BSI-GSK: ファクトリーリセット > デバイスセットアップ > ファクトリーリセットをベリファイ
検査ワークフローを設定する方法については次の記事をご参照ください: スマートウォッチ用の検査ワークフローを作成する方法