Blancco Mobile Diagnostics and Erasureワークフローでのライセンス利用

問題事象

Blancco Mobile Diagnostics and Erasure (BMDE) でデバイスの消去も検査も含まないワークフローを実行したにもかかわらず、単一または複数ライセンスが消費される。

原因

ワークフローを開始する際、BMDEはライセンスコンテナ (接続されたHASPキー、またはBlancco Management Portal/Blancco Management console) の利用可能なライセンスからライセンスを消費します。ライセンスは利用可能なものから次の優先順位で消費されます。

1. アセットレポートライセンス
2. 消去ライセンス
3. 検査ライセンス

3種類のライセンス全てが利用可能な場合、処理が開始され印刷とハードウェアレポート送信のみ実行されると、アセットレポートライセンスが消費されます。一方、ワークフローの一部として消去が実行されると、アセットレポートライセンスは返却され、消去ライセンスが消費されます。

検査のみ実行されると、フロー開始時に消費されたアセットレポートライセンスまたは消去ライセンスは返却され、検査ライセンスが消費されます。

印刷やレポート送信のみ実行された上記のような例で、利用可能なアセットレポートライセンスがない場合、消去または検査ライセンスが消費されます。利用可能なライセンスに応じ、最初に消去ライセンス、なければ次に検査ライセンスが消費されます。

解決策

ライセンスは種類により価格帯が異なります。実行するフローに応じた適切なライセンスかどうか、担当のBlanccoアカウントマネージャーにご確認ください。