接続先のManagement Consoleに十分なライセンスがあるにもかかわらず、Drive Eraserでエラー「消去開始に必要なライセンスがありません」が表示される

問題事象

予めDrive EraserのISOイメージのManagement Consoleの詳細情報を設定済みでも、Drive Eraser起動後のセッションで詳細情報を追加しても、Blancco Drive Eraserの起動後に「消去開始に必要なライセンスがありません」のエラーメッセージが表示されます。

このエラーメッセージはMCとの接続が成功しているにもかかわらず表示されることがあります。

このときManagement Consoleを確認すると、消去を実行するのに適切なタイプの有効なライセンスが十分にあります。

原因

Blancco Drive Eraserは、消去を開始するためのライセンスの消費に2種類の異なる参照先を使用することができます。 Blancco Management Console (オンプレミスまたはBlancco Cloud) あるいは物理的なHASP キーです。

起動したDrive EraserのISOイメージが、HASPキーのライセンスを使用するように設定されていると、Management Consoleに十分なライセンスがある場合でも、「必要なライセンスがありません」というエラーが表示されます。

解決策

1. Drive Eraser Configuration Toolに対象のDrive Eraser ISOイメージをロードします。Configuration Toolの詳細についてはDrive Eraser Configuration Toolを参照してください。
2. 「セキュリティ」タブを選択してから、「ライセンス制御」の値に「Blancco Management Console」をドロップダウンメニューから選択して設定します。
3. 「名前を付けて保存」を選択し、設定したISOイメージを保存します。
4. 起動用USBメモリを再作成するか、あるいは適切に設定されたISOイメージをPXEブートサーバーにアップロードします。