「TCG LOCKED」が表示され消去に失敗する

「TCG LOCKED」が表示され消去に失敗する

作成日

更新日

影響を受けるバージョン

修正バージョン

作成日

更新日

影響を受けるバージョン

修正バージョン

Mar 22, 2023 



7.6.0 以下

7.7.0

説明

Blancco Drive Eraserユーザーインターフェースのドライブに「TCG LOCKED」が表示されている場合、以前のユーザーや所有者がTCG機能を有効化しておりBlancco Drive Eraserは消去実行のためのドライブアクセスができません。ドライブは別のツールで手動アンロックする必要があります。以下の手順に従い、ドライブをアンロックしてください。



ドライブの手動アンロック手順

  1. sedutil ページからRESCUE64.img.gzをダウンロードします

  2. Rescueイメージを解凍します

    1. Linux: gunzip RESCUE64.img.gz

    2. Windows: 7-Zipを使用します

  3. USBメモリにRescueイメージを書き込みます

    1. Linux: dd if=RESCUE64.img of=/dev/sdX

    2. Windows: USBメモリへの書き込みには Win32DiskImager を使用します

  4. USBメモリを起動します

  5. ログインプロンプトが表示されたらパスワードなしで「root」と入力すれば、rootシェルプロンプトに入ります

  6. 次のコマンドでTCG Enterprise準拠ドライブを確認します

    sedutil-cli --scan

    次のように出力されます

    Scanning for Opal compliant disks /dev/sda    E SAS ST600MP0015      NT03
  7. 次のコマンドでロック状態を確認します 

    sedutil-cli --query

    次のように出力されます

    /dev/sda SAS ST600MP0015      NT03 SEAGATE TPer function (0x0001)     ACKNAK = N, ASYNC = N. BufferManagement = N, comIDManagement  = N, Streaming = Y, SYNC = Y Locking function (0x0002)     Locked = Y, LockingEnabled = Y, LockingSupported = Y, MBRDone = N, MBREnabled = N, MediaEncrypt = Y Geometry function (0x0003)     Align = N, Alignment Granularity = 1 (528), Logical Block size = 528, Lowest Aligned LBA = 0 Enterprise function (0x0100)     Range crossing = Y, Base comID = 0x07fe, comIDs = 2

    「Locked = Y」が出力されている場合、ドライブをアンロックします

  8. ドライブラベルのPSIDを確認します


    注意:ドライブごとにPSIDはすべて異なります!

  9. 次のコマンドを入力します。PSIDが一致すればドライブをアンロックできます。アンロックしたいドライブに合わせ「sda」は「sdX」置き換えてください

    1. HGSTとWestern Digitalドライブの例

      1. TCG Enterpriseドライブ

        sedutil-cli --PSIDrevertAdminSP PSIDpasswordPrintedOnLabel /dev/sda
      2. TCG Opal/Pyrite/Rubyドライブ

        sedutil-cli –-yesIreallywanttoERASEALLmydatausingthePSID PSIDpasswordPrintedOnLabel /dev/sda
    2. Seagateドライブ

      sedutil-cli –-yesIreallywanttoERASEALLmydatausingthePSID PSIDpasswordPrintedOnLabel /dev/sdX
  10. 複数のドライブが使用されている場合、一致する「sdX」とディスクシリアルを見つけるには次のコマンドを使用します

    find -L /sys/class/block -maxdepth 4 -name vpd_pg80 -exec cat {} \; -exec echo {} \;

    コマンドの結果、「sdX」とディスクシリアルを含め、接続されているドライブのリストが出力されます

    W461R3VJ /sys/class/block/sde/device/vpd_pg80

  11. アンロックが必要なドライブについて、上記手順を繰り返します