/
Mobile Diagnostics and Erasureで使用されるカーネルバージョンの変更方法
Mobile Diagnostics and Erasureで使用されるカーネルバージョンの変更方法
様々なNvidia GPUおよびCoffeelakeベースIntelプロセッサー搭載ハードウェアをサポートできるよう、Blancco Mobile Diagnostics and Erasure (BMDE) バージョン3.7.2から2つの異なるカーネルバージョンが提供されています。デフォルトでは、従来のカーネルバージョンが使用されます。従来のカーネルによる起動に問題がある場合 (特に Nvidia GPUおよびCoffee Lakeベースのプロセッサーの場合) に新しいカーネルをご利用ください。
カーネルバージョンを変更するには、次の手順に従ってください:
- Grubブートメニュー表示時、起動パラメーターを編集するため「e」を押下します。
- 「linux /isolinux/vmlinuz..」から始まる行を探します。
- 編集し「linux /isolinux/vmlinuz」の直後に「_latest」を付加します。
- F10キーを押下し起動プロセスを継続します。
BMDEが起動した時点でgrub設定が変更されているか確認され、ローカルハードドライブで利用可能な設定も修正されます。そのため、この修正が必要なのは初回のみです。BMDEが新しいバージョンにアップデートされても使用中のカーネルを識別しますので、アップデート後にgrub設定を変更する必要はありません。
注意! 新しいカーネルバージョンでは、ハードウェアが正しく動作しない可能性があります。既知の問題は現在調査中であり、将来のリリースで改善されます。既知の問題は次の通りです:
- USB接続が正しく動作しない。
- これは起動メニューのカーネルパラメーターに「iommu=pt」または「iommu=soft」を追加することで修正できます。
- 「linux /isolinux/vmlinuz...」で始まる行の最後に起動パラメーターを追加してください。
- オープンソースNvidiaドライバー使用時に特定のNvidia GPUで発生する問題
- これは起動メニューのカーネルパラメーターに「modprobe.blacklist=nouveau」を追加することで修正できます。
- 「linux /isolinux/vmlinuz...」で始まる行の最後に起動パラメーターを追加してください。
, multiple selections available,